大改造アルファード、カスタムだけで「1300万円」 それでも「まだやり切ってない部分が…」

国産高級ミニバンの代名詞であるトヨタの『アルファード』『ヴェルファイア』を特集するカーイベントに、こだわりの個性派が集結した。17日に東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で開催。珠玉の11台がオーラを放った。

超ド派手なアルヴェルが集結した【写真:ENCOUNT編集部】
超ド派手なアルヴェルが集結した【写真:ENCOUNT編集部】

「友達がBRZに乗っているので、よく一緒に走ってます。異色のツーリングですね(笑)」

 国産高級ミニバンの代名詞であるトヨタの『アルファード』『ヴェルファイア』を特集するカーイベントに、こだわりの個性派が集結した。17日に東京・江東区の「A PIT オートバックス東雲」で開催。珠玉の11台がオーラを放った。

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 この日は寒波に見舞われた中でも、早朝からアツいオーナーたちが駆け付けた。

 車高約2メートルまでリフトアップしたド派手なアルファードを筆頭に、独自過ぎる“アルヴェル”のオンパレード。

 30系後期アルファードはカスタム自慢だ。オーナーは「誰ともかぶらない」を信条に、コンプリートカーをさらに大改造。ごっついグリルやワンオフでオーダーしたマフラー、トランクオーディオは圧巻だった。「カスタムだけで1300万円ぐらいはかけました。まだやり切ってない部分があるので、オーディオなんかはもっとやっていきたいですね」と飽くなき野望を語った。

「黒×オレンジ」がテーマの30系後期アルファードもフルエアロなどを施し、存在感たっぷり。なかなか目立つがファミリーカーで、スノーボードやキャンプにも乗っていくという。

 21歳男性オーナーは、初マイカーが20系ベルファイアだ。2010年式の前期型で、昨年に念願の入手。「自分としての一発目のクルマ。いい意味のイカつさが好きなんです。やっぱりこの顔ですね」。社外品のグリルやフルエアロで仕上げており、黒光りの雰囲気満載だ。「友達がBRZに乗っているので、よく一緒に走ってます。異色のツーリングですね(笑)。これからのカーライフですか? このベルファイアに限界まで乗っていって、次のクルマを考えるとしたら、アルヴェルか、ゼロクラウンか、86もいいですね!」と声を弾ませた。

 また、チューニングパーツメーカー『BLITZ(ブリッツ)』のデモカーも注目を集めた。新型アルファード(エグゼクティブラウンジ、ハイブリッド仕様)。後部座席はマッサージ機能付きで、広々とした乗り心地が特長だという。約900万円で、足回りのカスタムなど現在開発中。唯一無二の“ブリッツ・アルファード”の完成が待ち遠しい。

「モーニングミーティング」と銘打った同イベントは、毎月第3日曜の午前7時30分から行われている。来年2024年は2月からスタート。「80年代以前(1989年まで)の欧州車」をテーマに据える。来年も引き続き多彩な企画を展開していくという。

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