KAT-TUNの亀梨和也が2日、都内で行われた映画『怪物の木こり』の公開記念舞台あいさつに共演の菜々緒、吉岡里帆、メガホンをとった三池崇史監督とともに出席した。

　2019年に『このミステリーがすごい！』大賞を受賞した同名小説が原作。斧で脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件を軸に、先読み不可能なストーリーを描く。サイコパスな弁護士・二宮彰を演じた亀梨は「いよいよ作品が巣立っていく、どう育っていくのか。そういうところまできることができた。たくさんの方に感謝しています」と伝えた。

　作品になぞらえて「サイコパス女子、男子は恋愛対象？」との質問が出ると、亀梨は「好きになった子がもしサイコパスだったら『しょうがないな』って感じ。だって、好きなんだもん。どうにか成立させたいじゃない？」と回答。サイコパス男子はNGという吉岡は「男前ですね～！」と感心した。

　交際後に発覚するのではなく、出会ったときから相手がサイコパスだった場合も聞かれると「わからないけど『おー、おー』って思うんじゃない？　人って時間が経過すると見えてくる部分あるじゃない。逆に、最初から100％見えてお付き合いすることありますか？」と問いかけ。最後に「すてきだなって思ってお付き合いして、時間を重ねて相性も変化する。なので、付き合ってサイコパスならどうにかしますよ」と締めくくると、菜々緒は「ですって！　みなさん聞きました？」といい、吉岡も「すてきな答え」と絶賛。会場からも拍手が起こった。

　また、「恋人の影響でファッションや人間性に影響が出るか」との話題が出ると、亀梨は「俺は基本変わらない。相手が変わるケースはあるかもしれないけど」とコメント。吉岡が「（相手を）変えさせちゃうんだ」とにまにますると、亀梨は「まぁね」と髪を流す仕草をし、笑いを誘った。