横浜流星のボクシングを関係者が大絶賛 空手ベースの動きを修正「足、筋肉痛になりましたもんね」
俳優の横浜流星が5日、都内で行われた、佐藤浩市とのダブル主演映画『春に散る』の公開後舞台あいさつに登壇した。ボクシング関係者からの高評価に喜ぶ一幕を見せた。
主演映画『春に散る』でボクサー役
俳優の横浜流星が5日、都内で行われた、佐藤浩市とのダブル主演映画『春に散る』の公開後舞台あいさつに登壇した。ボクシング関係者からの高評価に喜ぶ一幕を見せた。
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この日は、ボクシング実況経験が長いイベント司会者がボクシング業界関係者から集めたという声を紹介。横浜のボクシングは「レベルが高い」という高評価の声を上げ、さらにプロの元東洋太平洋王者から「足の運び、ステップ、ディフェンスの際のサイドステップ、それからコンビネーションを打つときの足の動き。素人ではできない」と具体的な賛辞の意見が。
横浜は「なんだか、少し認めてもらえた気がする。本当にうれしいですね、そういう言葉は」とほほ笑み、「僕はずっと空手ベースだった。格闘技を知らない人は『ほとんど一緒なんじゃない?』と思うかもしれない。逆に(自身が今までやってきた)空手が足を引っ張ることしかなかった。スタンスもそうだし、足の運びもそう。それを埋めるには、ボクシングの練習を重ねることしかない」と語り、指導などを通じて動きを修正していったと語った。
空手は「あんまりフットワークを使わない。素手だし、パンチも蹴りも使う。極真(空手)はけっこう我慢比べみたいな感じ。そこにフットワークはあまりいらないんで」と説明。
一方、ボクシングは「足が大事だった。最初の練習とか、足、筋肉痛になりましたもんね。こんなに下半身を使うんだ、大事なんだ、と驚いたところですね」と話した。
舞台あいさつには佐藤浩市、片岡鶴太郎、坂東龍汰、松浦慎一郎も出席した。
映画は、沢木耕太郎氏による同名小説が原作。40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)が出会い、2人で世界チャンピオンを目指す姿を描く。