「キャンドル・ジュンさんのことはイジりにくい」 ホラ漫談の街裏ぴんく、タイムリーなネタ探しも“情け”
芸歴19年のお笑いタレント・街裏ぴんくが24日、東京・浅草の雷5656会館ときわホールで「第十五回街裏ぴんく漫談独演会」を開催した。唯一無二の「ホラ漫談」でブレークを目指しており、この日は満員320人の前で、2時間に渡って数々のネタを披露。開演前には取材陣の前で「美川憲一さんの行くところ、イタリアのロボットが支配していくので、美川さん地元は50個あるんです」と真顔で話し、ステージへと向かった。
修行を積んだ東京・浅草で漫談独演会
芸歴19年のお笑いタレント・街裏ぴんくが24日、東京・浅草の雷5656会館ときわホールで「第十五回街裏ぴんく漫談独演会」を開催した。唯一無二の「ホラ漫談」でブレークを目指しており、この日は満員320人の前で、2時間に渡って数々のネタを披露。開演前には取材陣の前で「美川憲一さんの行くところ、イタリアのロボットが支配していくので、美川さん地元は50個あるんです」と真顔で話し、ステージへと向かった。
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「浅草では大阪から上京して4年間修行していました。3か月に1度のペースで独演会をしていますが、この地では初めて。感慨深いです」
昨年2月、ピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり』への出場資格がない芸歴11年目以上の芸人による「Be-1グランプリ」に出場。グランプリを獲得した。体重110キロ、スキンヘッドの風体で奇想天外なストーリーを展開。同世代のカズレーザーに「日本で5本の指に入る面白さ」と言わしめ、TBS系『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~』(月曜深夜0時時58分)に出演した際は、バナナマンの日村勇紀から「何でまだ(世に)出てないの」と言われている。
現在、街裏はさまざまなプロダクションの主催ライブにゲスト出演しており、「ようやく(登録している)ファミリーマートのアルバイトをしなくても、安定して収入を得られるようになりました」。芸歴20年目で手応えは感じているものの、ホラ漫談を始めるきかっけになったダウタウンの松本人志に、まだ認められていないことを嘆いた。
「昔、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』で松本さんと浜田さんのウソの話を広げるハガキトークが面白くて、『ホラ漫談』を始めました。2018年1月、1度だけ番組でネタを披露させていただきましたが、松本さんは『ウソと分かって聞くと面白いね』という感じで、『ガチはまりではなかったですね』(笑)。いつか共演をさせていただきたいです」
日々、取り組んでいるのはタイムリーで面白いネタを作り続けること。先日、都内で開催された音楽イベント『YATSUI FESTIVAL! 2023』(やついフェス)では、「どうも、広末涼子で~す」と言って登場したという。
「安易なボケでしたが、ウケました。ただ、あれは会見前だったので、今なら「『キャンドル・ジュンで~す』になりますね。キャンドル・ジュンさんの(ホラの)エピソードがあれば面白いですけど、何かイジりにくいですよね(笑)」
実は人のいい38歳。人を傷つけない楽しい「ホラ漫談」で真のブレークを目指す。