金子恵美、“なくなったら困るもの”は夫・宮崎謙介氏 夫婦で「時間も業務も分担できています」

元衆院議員でコメンテーターの金子恵美が5日、都内で、著書『もしも日本から政治家がいなくなったら』(内外出版社刊)の発売記念イベントに参加した。元衆院議員で夫の宮崎謙介氏の意外な役割を“暴露”した。

著書イベントに参加した金子恵美【写真:ENCOUNT編集部】
著書イベントに参加した金子恵美【写真:ENCOUNT編集部】

7歳長男の子育てと仕事を両立 “政治勉強塾”を初開催

 元衆院議員でコメンテーターの金子恵美が5日、都内で、著書『もしも日本から政治家がいなくなったら』(内外出版社刊)の発売記念イベントに参加した。元衆院議員で夫の宮崎謙介氏の意外な役割を“暴露”した。

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 1児の母で、テレビを中心にコメンテーターとして活躍する金子。投票率の低迷や政治不信が続く日本に「政治家って必要?」をテーマに据えた1冊を上梓した。今回、初めての取り組みとして「金子恵美塾」と銘打ち、購入者向けイベントで、自らが先生となって政治に関する“授業”を行った。議員の役割や日頃の活動内容、選挙というものは何であるのか、どういう意味があるのかといった選挙制度の中身について講義した。

 本を書いた理由についてまず、“議員の見られ方”について指摘した。「議員活動を10年やって、7歳の息子を育てながら生活をしています。議員時代は私なりに日々精いっぱい、地域のため、国家のために仕事をしていました。ただ、いま外から、永田町や地方議会を見ていると、国民の皆さんからすれば、『議員は一生懸命やっていない』といった厳しいご意見ばかりがママ友の間でも挙がってきます。それは非常に残念なことです。政治は皆さんの暮らしをよくするもの、国家の成り立ちに必要不可欠なものだと思っていましたが、国民の皆様の認識はだいぶ違うということを目の当たりにしました」

 自身もテレビを中心にメディア出演をしているが、「メディアに上がってくる政治に関する情報が、不祥事、ウチの夫(宮崎氏は不倫問題で辞職)がいるのであまり言えないですが、不祥事、マイナスイメージになってくる。それはしょうがないな、と思います。最近で言うと、増税のニュースが目立ちます。これではいい印象にはなりません。ただ、『政治家はいらない』『まともな人は政治家やらない』ということを聞くと、それは違うのではないか。本当に政治家がいなくなった場合、どうなってしまうのか。それを考えてもらいたい、その問題提起がきっかけです」と強調した。

 司会者から、“なくなったら困るもの”について聞かれると、「宮崎謙介ですね」と即答。「我が家においては、うまく仕事と家庭の両立をするうえで、時間も業務も(夫婦で)分担できています。だからこそ私はこうして仕事ができています。彼(宮崎氏)も政治経験者。今回本の中で、宮崎を雑草議員と表現しましたが、地方議員から国政に出た私の意見だけでなく、経営者から政治家になった宮崎の意見を聞くことができます。そういう意味で、幅広くなってよかったなと思っています」と回答。日常生活がうまく回っているのは、夫婦の家事・育児分担がしっかりできていることが大きいそうだ。同書は宮崎氏が監修を務めている。

 さらに、「私は洋服に対してこだわりがなく、自分で選べませんが、メディアに出ているときの服、靴、アクセサリーを(宮崎氏に)選んでもらっています。スタイリストです」。宮崎氏が大事な存在であることを明かした。

 また、長男が4歳のときから「総理大臣になりたい」という夢を語っているといい、「政治を語ることをタブー視せず、自分だったらどうする、どうしようと考えることはいいことかなと思います」と語った。

次のページへ (2/2) 【写真】金子恵美の流麗な全身ショット
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