名曲『あんたのバラード』再び カバーする22歳田中あいみの72歳父は感動も「許可得たん?」
昨年のレコード大賞最優秀新人賞を受賞した歌手・田中あいみ(22)が、ロックバンド・世良公則&ツイスト(後にツイストに改名)の『あんたのバラード』をカバーすることになり、このほど発表された。5月31日にリリースのデビュー3枚目シングル『愛の懺悔じゃないけれど』にカップリン曲で収録される。
1977年、世良公則&ツイストのデビュー曲
昨年のレコード大賞最優秀新人賞を受賞した歌手・田中あいみ(22)が、ロックバンド・世良公則&ツイスト(後にツイストに改名)の『あんたのバラード』をカバーすることになり、このほど発表された。5月31日にリリースのデビュー3枚目シングル『愛の懺悔じゃないけれど』にカップリン曲で収録される。
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『あんたのバラード』は、世良が作詞、作曲した同バンドのデビュー曲で代表曲。1977年11月にリリースし、歌い出しの「♪あんたに あげ~た~」から強烈なインパクトを残し、レコード売り上げ50万枚以上の大ヒット曲となった。
この名曲を田中がカバーすることになった理由は、周囲から「パワフルでハスキーな声質が生かせる曲」と勧められたからだった。だが、若い田中には未知の曲。YouTubeの動画で世良の歌声、パフォーマンスを見て「すごい迫力で独特」と感じたという。
その上で「ツイストさんの世界観を壊さないように自分の声質も生かしたい」と思い、京都の実家が営むカラオケスナックなどで約1か月間、歌い込んでレコーディングに臨んだという。
「72歳の父はまさにツイストさんの世代で、私がカバーすることを知って感動していました。でも、『ほんまに世良さんに許可得たん?』と言っていました(笑)」
表題曲の『愛の懺悔じゃないけれど』は歌謡曲で、「♪愛の懺悔じゃないけれど 胸が胸が疼(うず)くのよ 捨てられて 悔しくて悲しくて……でも恋しくて」などと、別れた男性を忘れられない女心を歌っている。田中は「私はそんな経験はまだなくて」と笑うが、ジャケット写真では4センチ超の自爪ロングネイルを強調したセクシーショットを披露している。このカットは自身のインスタグラムでも公開。ファンからは「大人っぽくてカッコイイやん」「めっちゃ色っぽいです」などのコメントが寄せられている。