佐藤浩市「恥ずかしい…」 2度目の親子共演、寛一郎との横並びに照れ笑い

俳優の佐藤浩市と寛一郎が5日、都内で行われた映画『せかいのおきく』(4月28日公開)の完成披露イベント舞台あいさつに親子揃って登壇した。本作や、2度目の共演を果たした心境などを語った。

『せかいのおきく』完成披露イベントに登壇した寛一郎(左)と佐藤浩市【写真:ENCOUNT編集部】
『せかいのおきく』完成披露イベントに登壇した寛一郎(左)と佐藤浩市【写真:ENCOUNT編集部】

映画『せかいのおきく』完成披露イベント舞台あいさつに登壇

 俳優の佐藤浩市と寛一郎が5日、都内で行われた映画『せかいのおきく』(4月28日公開)の完成披露イベント舞台あいさつに親子揃って登壇した。本作や、2度目の共演を果たした心境などを語った。

 阪本監督作『一度も撃ってません』以来、2度目の親子共演を果たした佐藤と寛一郎。マイクを口元に上げると、佐藤は隣にいる息子をチラッと見て「この並びがやだな。恥ずかしい……」と照れ笑い。端に立つ阪本順治監督と場所を変わろうとして、寛一郎と会場の笑いを誘った。

 続けて佐藤は「本当に、見たようで、まったく見たことのない、そういう時代劇」と本作をアピール。今回の阪本組について「今回は非常に遊ばせてもらった。遊ばせてもらったという言うとあれですけど、やっぱり遊ばせてもらった」と充実の撮影を振り返った。

 イベントには、主演の黒木華、池松壮亮、原田満生プロデューサーも出席した。

 同作は、阪本順治監督の30作目にして、オリジナル脚本の時代劇。阪本監督が初めてモノクロ映画に挑戦している。第52回ロッテルダム国際映画祭ビッグスクリーンコンペティションに正式出品。江戸末期を舞台に、声を失った武家の娘・おきく(黒木)と雨宿りで出会った若人二人が過酷な青春を共に駆け抜ける様が描かれる。寛一郎は元・紙屑買いの中次を、佐藤はおきくの父・松村源兵衛を演じた。

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