【どうする家康】家康が京へ進出 “足利義昭”古田新太、“明智光秀”酒向芳ら登場

松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。

京にやってきた家康(松本潤)【写真:(C)NHK】
京にやってきた家康(松本潤)【写真:(C)NHK】

松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第13回の見どころを探る

 松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント。

 26日に放送された第12回では、武田信玄から攻め込まれ、家臣にも見限られた氏真(溝端淳平)が、駿河・今川館を捨て、徳川領に近い掛川城に落ち延びたため、家康と氏真が直接戦うことになる展開が描かれた。氏真は家康に敗れて自害しようとしたが、家康は命を助けた。それを知った武田信玄(阿部寛)が怒る様子も描かれた。4月2日放送の第13回はどういう展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると家康は、徳川領となった遠江の情勢も不安定な中、信長(岡田准一)の後ろ盾で将軍となった足利義昭(古田新太)の命令で京へ向かうことになるという。そこで義昭の家臣・明智光秀(酒向芳)や商人・茶屋四郎次郎(中村勘九郎)、市(北川景子)の夫・浅井長政(大貫勇輔)らと出会うという。やがて義昭に謁見した家康は、将軍の器とは思えないその愚かな振る舞いに戸惑う。なぜ義昭を擁立したのか、そこには信長のある思惑があったという展開とされる。

 番組の公式サイトの次回予告の映像では「徳川一行、京へ進出」という文字があり、京に行くことが決まった際の家康の晴れやかな表情が印象的。古田新太が演じる将軍・義昭の姿もあったが、「愚かな振る舞い」と紹介されることに加え、予告映像に登場した白塗りの顔には、ちょっとユニークでコミカルなにおいを感じた。本多忠勝(山田裕貴)が「だから俺は都になど来たくなかったんじゃ」と嘆く姿もあり、視聴者をくすっと笑わせてくれるシーンがいくつか織り込まれているような気がする。一方で、「明かされる信長の野望」という字幕とともに、信長の「この乱れた世を本来のありすがたに戻す。力を貸せ。家康よ」とすごみのある低音ボイスもあった。

 第13回は、古田新太の演じるコミカルな雰囲気を感じさせる義昭に心を和ませてもらえそうな気がする。また歴史上の有名な人物である明智光秀や浅井長政、茶屋四郎次郎らも登場する。彼らがどう描かれるのかも注目したい。怖そうですごみのある信長に象徴される戦国時代の激しさとコミカルなシーンの絶妙なバランスで視聴者を楽しませてくれそうな気がする。

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