韓国ローカル料理を食べ尽くすYouTuberが教える 絶対食べたい5選&珍味の中身

コロナも落ち着き、今年のゴールデンウィークは海外旅行に行く人が増えそうだ。旅行先では、現地の料理を食べてみたいと思っている人も多いだろう。そんな時に参考になるのが、韓国ソウル在住のヨンヘさんのYouTubeだ。韓国のローカルグルメ情報を発信していて、紹介した料理の数は80を超える。中でもヨンヘさんがおススメする料理5つ、ぜひとも食べたい珍味を語ってもらった。

韓国ローカルグルメ情報を発信するヨンヘさん【写真:本人提供】
韓国ローカルグルメ情報を発信するヨンヘさん【写真:本人提供】

韓国ソウル在住のヨンヘさんが伝授 地元の人が通うローカルグルメ

 コロナも落ち着き、今年のゴールデンウィークは海外旅行に行く人が増えそうだ。旅行先では、現地の料理を食べてみたいと思っている人も多いだろう。そんな時に参考になるのが、韓国ソウル在住のヨンヘさんのYouTubeだ。韓国のローカルグルメ情報を発信していて、紹介した料理の数は80を超える。中でもヨンヘさんがおススメする料理5つ、ぜひとも食べたい珍味を語ってもらった。(取材・構成=中村智弘)

【ユッケ】
 広蔵市場から徒歩5分ほどにある『百済精肉店(ペクチェチョンユッチョム)』。地元の人に人気があるお店です。ここのユッケをぜひ食べてほしいです。ユッケにプラスして薄い牛のあばら肉が出てきます。そのお肉を焼いてユッケに巻いて食べる。めちゃくちゃおいしいです。一緒にご飯も注文できるので、そこにお野菜とユッケを入れて、ユッケビビンバとしても楽しめます。

【タットリタン】
 鍾路3街駅にある『ケリム』。タットリタンはお鍋料理なんですが、その中にジャガイモや鶏1匹丸ごと入っているんです。それを煮込んだお料理でちょっと辛いソース。ただ、辛いだけじゃなくて、甘みもある。お酒のおつまみもぴったりです。

【麦飯定食】
 みなさん、ビビンバって好きですよね。でも、麦飯もおいしい。清涼里駅にある『ウリチプ食堂』です。麦ごはんがどんぶりで出てきて、おかずも何種類か出てくる。自分の好みに合わせて、おかずをそのどんぶりの中に入れて混ぜて食べるんです。日本では、なかなか食べられない。韓国のお袋の味。ぜひ、トライしてほしいです。

【カムジャタン】
 地下鉄九里駅の『ウォンジョ ピョダギ』。鍋料理なんですが、豚の背骨が、ドカンと入っている。世界遺産みたいな形をしたお肉の塊なんです。そのお肉がホロホロしていて、スパイシーな香りもあって、すごくおいしい。めちゃくちゃ辛いわけではなく食べやすい。

【ソモリクッパ】
 清凉里にある『ホナムチブ』。ソモリというのは“牛の頭のお肉”という意味です。頭のお肉以外にも、脂肪が少ないスライスしたお肉や牛タンなど、入っているお肉の量がとにかく多い。旨味が抜群に詰まっていて、そのスープは絶品。ソモリクッパはあまり日本では知られていないので、ぜひ。コラーゲンもたっぷりなのも魅力です。

【珍味:タッパル】
 安岩駅にある『ヒョンコデタッパル』。とにかく韓国の女性が大好きな鶏の足。見た目が黒くて、本当の手のようなんです。結構辛いタレで味付けされていて、それを焼いて食べる。食べ方は、そのまま口の中に入れて、口の中でほぐして食べる。ビールや焼酎にめちゃくちゃ合うんです。コラーゲンもたっぷりで、「タッパルを食べに行く」と言ったら、韓国女子はとても喜ぶと思います。ただ、かなり辛いので、辛いのが苦手な方は厳しいかもしれません。でも、辛いのが好きな方なら、中毒性もあり、何度も食べたくなる味です。

 以上、取り上げた6つの料理はどれも、インスタ映えすると思います。少なくとも、見た目でインパクトは残せるものはあります(笑)。暖かくなってきた今は、店の前にプラスティックのテーブルやいすが広げられて、騒がしく屋台の雰囲気を体験することができます。韓国に来るなら、やっぱりローカルなお料理を楽しんでほしいなと思います。

□ヨンヘ(よんへ)3月11日、福岡県出身。10代後半からモデル事務所に所属。雑誌やファッションショーなどでモデルを務める。2004年、テレビ西日本の情報番組「ももち浜ストア」でタレントとしての活動を開始。Jリーグ・サガン鳥栖やプロ野球・福岡ソフトバンクホークスなどの試合でベンチリポーターも務めた。19年、結婚に伴い韓国に移住。現在、ソウル在住でYouTuberとして活動している。

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