AKB岡部麟が得意のイラストや芸術作品を発信するワケ ファンに思い馳せ「ぼ~っとしている時間はないなって…」

人気アイドルグループ「AKB48」のチーム8所属で、チームA兼任キャプテンを務める岡部麟(23)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛生活を少しでも楽しくしようと、自身の得意なイラストや芸術センスを生かした取り組みをSNSで発信している。「おうち時間」を彩り、アイドルとして明るさを振りまく。茨城県出身でいばらき大使を務める、頼もしい“べりん”に、ENCOUNT編集部はアンケート取材を行った。

岡部麟(C)AKB48
岡部麟(C)AKB48

【アンケートインタビュー】AKB48岡部麟 “おうち時間”の今だからこそ発信するメッセージ「少しでも、寂しい思いをするファンの力になれれば」

 人気アイドルグループ「AKB48」のチーム8所属で、チームA兼任キャプテンを務める岡部麟(23)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛生活を少しでも楽しくしようと、自身の得意なイラストや芸術センスを生かした取り組みをSNSで発信している。「おうち時間」を彩り、アイドルとして明るさを振りまく。茨城県出身でいばらき大使を務める、頼もしい“べりん”に、ENCOUNT編集部はアンケート取材を行った。

【1】岡部さんは、自身の「おうち時間Style」のビジュアルや、茨城県日立市が提供する「ひたちのぬりえ」、工作の作品などをツイッターで公開。「OUC48プロジェクト」だけでなく、個人での発信にも積極的です。どのような思いで取り組んでいますか?

「小学生の頃から工作が大好きで、図工・美術も得意でした!高校生になってAKB48に加入してから6年が経ちましたが、心の中でずっと何かを制作したいなと思いつつも、なかなかそういった時間を確保できなかったです。AKB48メンバーとしてロゴを描いたり、デザインさせてもらうことはありましたが、思いつくままに好きなことをする時間はあまりなかったですね……。今回おうちで過ごす時間が増えたことで、一気に自分がやりたかったことのアイデアがあふれかえってきたんです!
 ファンの方も寂しい思いをされているようだったので、少しでも力になれればと……。自分の趣味と、みんながおうちにいる時に楽しめる何かを掛け合わせることができたらいいなと思って取り組み始めました!」

【2】「おうち時間Style」は、料理やメイク、盆栽などの趣味を詰め込んだカラフルなイラストです。どうやって作ったのでしょうか。

「これはiPad Proを使いました!ツアーのロゴやデザインの時には、いつもこのiPadを使用しています。自分が何かを描いてるような工程で写真を切り貼りして背景透過を施したり、素材として撮影できなかったものは自分で手書きして補いながら作りました。
 おうちの中にあるものを撮影しては、背景を透過させてスタンプのように自由自在に使えるように加工したのですが、これが、本当に気が遠くなるような作業でした……(苦笑)
 ファッション誌を見て流行りをチェックするのも好きですが、私はいつも1ページずつ、どのようにデザイン・構成されているのかにも注目しているんです!そういう部分も制作につながるので最高に楽しいです。ご飯を食べることも忘れて夢中で制作しました!(笑)
 『自分がやってみたかったこと』と『自分なりのおうちでの過ごし方を提案できるのでは?』という想いが上手く掛け合わせられたと思っています!」

【3】「おうち時間」の今だからこそ、アイドルとして何ができるのか。逆にこんな状況だからこそできることをどのようにお考えでしょうか。

「コンサートや握手会の延期・中止の発表は、私たちメンバーだけでなくファンの方もきっと落ち込まれたと思うんです。だから、ファンの方の寂しそうな顔とか、私たちのSNSに届けてくれる言葉を見ていると、ぼ~っとしている時間はないな!って思いました。エンターテインメントや笑顔を届けることはアイドルとしても、いち芸能人としても続けていかなくちゃいけないなって思ったんです。ただ、かなりエネルギーを使うので、挫けそうな時は音楽を聴いて自分を奮い立たせています!(笑)
 自分も好きだったアイドルがいたことや、今も憧れているアーティストが存在するので、ファンの方の寂しいって気持ちが、とっっっっっっっっても分かるんです!
 見ることができない、会うことができない状況は苦しくて辛すぎますよね!
 でも、元気で過ごしていることを知っていただけるだけでも、ファンの方はきっとホッとしてくれると思うので、毎日どこかでメッセージを発信し続けるようにしています」

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