俳優の本田響矢と鈴木康介が9日、都内で行われたMBS系ドラマ『ジャックフロスト』（木曜深夜1時29分、4話・5話のみ深夜1時34分）のスペシャルトークライブイベントに登壇した。2人は互いの似顔絵を描くゲームに挑戦した。

　本田と鈴木は相手の顔を観察しながら似顔絵を描き、完成したイラストを観客へ同時に披露。2人の作品を見た観客は大笑い。鈴木のイラストを見て本田は「ひどくない!?　ねぇ、ひどいよ～！」と驚きの声をあげた。

　本田が描いた鈴木の似顔絵は、大きな唇が目を引く一枚に。「やっぱり唇。近くでずっと律としてお芝居していて、もう、（鈴木は）唇がプルップル。本当にいい唇している。プルップルを表現したかった」と弁明。

　一方鈴木も、本田の似顔絵を見せながら「キリッとした顔立ちに、喉仏。この喉仏が好き。あとは笑った顔も好き。特徴を捉えているんじゃないかな」と自画自賛した。

　互いの役柄の印象を問われて本田は「出会ったときのインパクトはルックス。まず律は郁哉のルックスに惹かれてるんじゃないかな」と言い、次いで「尽くしてくれるところも好き」とポイントを挙げた。

　鈴木は律について「（郁哉は）常に世話を焼きたがり。そこに（律は）すごいドンピシャにハマる。ずっと面倒見ていたい。そこをくすぐる存在」とほほ笑んだ。

　イベントには、奥沢律の弟・柊路を演じる森愁斗も出席。演じた役柄や撮影時のエピソードなどについてトークを展開。また物語のキーポイントとなる記憶やイラストなどにちなみ、記憶力と画力を競うお絵描きゲームが実施された。

　同作は、MBSのドラマシャワー枠とKADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル「トゥンク」のコラボレーション第6弾にして、初のオリジナル作品。本田響矢と鈴木康介がW主演、安川有果と高橋名月が監督を務める。イングランドのおとぎ話に出て来る、悪戯好きで寒さを運ぶと言われている霜の妖精「ジャックフロスト」をモチーフに、冬の東京を舞台に記憶を巡って心を揺らすイラストレーター・奥沢律（本田）と池上郁哉（鈴木）のもどかしい両片想いを描く。