日テレ、3・11特番は『every.』藤井貴彦×『バンキシャ!』桝太一 宮城・福島から中継
日本テレビは5日、特番『NNN 特別版 every.×バンキシャ! 3.11から12年 いのちを守る新知識』を11日午後2時30分から放送すると発表した。
“いのちを守る新知識”提案
日本テレビは5日、特番『NNN 特別版 every.×バンキシャ! 3.11から12年 いのちを守る新知識』を11日午後2時30分から放送すると発表した。
災害が起きたとき、どうしたら自分と大切な人の命を守ることができるのか。今年の3月11日は、『news every.』でキャスターを務める同局の藤井貴彦アナウンサーと、同じく『真相報道バンキシャ!』でキャスターを務めるフリーアナウンサー・桝太一が、“いのちを守る新知識”を伝える。
東日本大震災、そしてその後も相次いだ災害の教訓から、防災をめぐる考え方は日々、新しくなっている。知っておくと、もしものときに生かすことのできる知恵や工夫があった。
断水時でもトイレで困らないためのある小さな備えとは? “普段使い”のものこそ、いざというときに活用できるようにしたい。“新知識”は身近なところにある。
そして研究によりわかってきたことも。地震がなくても津波が発生する? 首都圏の地震で“群集雪崩”が起きる恐れがある? 同番組では、取材を進めてわかってきた、いま人々に知って欲しい“いのちを守る新知識”を伝える。
そして藤井アナ、桝アナは被災地の今を取材し、当日も現地から中継。藤井アナは宮城・南三陸町で、被災地に芽生えつつある新しい動きを。桝アナは“処理水放出”のタイミングが迫る福島で、第一原発の内部で何が起きているのかを取材した。
以下は藤井貴彦アナ、桝太一アナのコメント。
○藤井貴彦アナウンサー
「『避難訓練に参加する人が少なくなってきたんです』被災地で聞いたこの一言に、12年という時の長さを感じます。災害から自分を守れるか、自分の子どもを守れるか。心に問いかける回数が少なくなっていませんか。大きな地震はいつやってくるかわかりません。だからこそ今、身の回りの安全をアップデートしておくことが大切なのです。私たちの放送や提案がそのお役に立てれば幸いです」
○桝太一アナウンサー
「震災から12年。日進月歩の科学技術は、“いのちを守る”ための新しい選択肢を生み出し、私たちに提示してくれています。でも、いざというときにそれを使うのは人間、決めるのも人間。どんなに進んだ科学も技術も、私たち1人ひとりの心の中にまで届いてこそ、力を発揮できるものです。この番組を通して、最新の知識を皆さんの心へしっかりお届けできるよう、お伝えして参ります」