【Get Ready!】“エース”妻夫木と“ジョーカー”藤原の関係に視聴者「胸熱」「最高のコンビ」

俳優の妻夫木聡が主演を務めるTBS系連続ドラマ『Get Ready!』(日曜午後9時)の第5話が5日に放送された。妻夫木演じるエースと藤原竜也演じるジョーカーの出会いや関係性が語られ、試聴者からは「胸熱でした」と感じ入るコメントが多くあがった。

藤原竜也(左)と妻夫木聡【写真:ENCOUNT編集部】
藤原竜也(左)と妻夫木聡【写真:ENCOUNT編集部】

仮面ドクターズの仲間“クローバー”も登場

 俳優の妻夫木聡が主演を務めるTBS系連続ドラマ『Get Ready!』(日曜午後9時)の第5話が5日に放送された。妻夫木演じるエースと藤原竜也演じるジョーカーの出会いや関係性が語られ、試聴者からは「胸熱でした」と感じ入るコメントが多くあがった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 多額の報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う正体不明の闇医者チームを描いた、医療エンターテインメント。表の顔はパティシエ、裏の顔は大病院が匙(さじ)を投げた患者をも救う超人的なオペ技術を持つ孤高の天才執刀医・エースこと波佐間永介を妻夫木、表の顔は国際弁護士、裏の顔はエースの相棒として闇医者チームの交渉役・ジョーカーという下山田譲を藤原竜也、過去は謎に包まれているが腕は超一流のオペナース・クイーンこと依田沙姫を松下奈緒、カルテの盗み出しから闇医者チームのセキュリティまでを担う若き万能ハッカー・スペードこと白瀬剛人を日向亘が演じる。

 今回の患者は、若年性アルツハイマーを患う渚(小島籐子)と、その夫・健二(高橋光臣)。街でほんの少し会話をしただけで健二の病気を見抜いたエースはジョーカーに交渉を依頼するが、これまで相手にしてきた患者たちと違って資産がまるでない二人を助けることに乗り気ではないジョーカー。エースの身勝手さに振り回されてばかりのジョーカーは彼を咎めるが、健二の病気がかつて自分が患っていた急性壊死性膵炎と知り、エースと仮面ドクターズを始めたきっかけを思い出す。

 4年前、国際弁護士として活躍していたジョーカーは更なる飛躍を目指して海外に拠点を移そうとしていた。その矢先に急性壊死性膵炎が発覚。病院で手の施しようがないと余命宣告を受けて絶望していたところ、バーでエースに出会う。最初は死を前にクダを巻くジョーカーを無視していたエースだったが、「あなたもね、いろいろあるんでしょうけど生きているだけでマシですよ」としつこく絡んでくるジョーカーに「生きていれば、それでいいのか」と言い放つ。そしてジョーカーの病気を言い当て痛みがひどいときの緩和の仕方をアドバイスすると、ジョーカーは「あんた、医者なのか」とびっくり。エースの有能さを一瞬で見抜いたジョーカーは彼に治療を頼むが、エースはそれを拒否。必死にエースを説得するジョーカーだったが、交渉している最中に女性に刺されてしまう。その女性はかつてジョーカーに悪事を暴かれた男の母親で、裁判の判決により追い詰められた息子が自殺したことを逆恨みし、ジョーカーを付け狙っていたのだった。

 腹部を刺されてもなお「いてぇなぁ。生きてぇなぁ……」「こんなんで終わるのか。悔しいなぁ」と話すジョーカーに応急処置を施すエース。ジョーカーの生きる覚悟を見たエースは彼の手術を行うことを決意し、ジョーカーに手術に必要な機材を用意させるとたった一人でオペを行い、成功させる。ジョーカーの手術はぶじ成功し、エースに命を助けられたジョーカーは「あんたと出会えて俺はラッキーだった。なぁこれ、仕事にしないか」と持ちかける。「せっかく助かったのに犯罪者になりたいのか」と呆れるエースに、ジョーカーは「俺はただ、絶望の淵にいる人を救いたい。あんたのその腕を生かすこと。それが俺の生きる意味だ」ときっぱり。自分の資産を使って現在のエースの“表の顔”であるケーキ屋の店舗とその地下の“基地”、そして最新鋭の医療機材がそろったオペ室を用意すると、「あんたと仕事がしたい。もうこれしかないんだ。それが俺の生きる意味なんだ。それだけの価値が、あんたにはある」とエースに語りかけ握手を求める。ジョーカーの本気を見たエースは握手に応じ、「もう後戻りはできないぞ」と仮面ドクターズとして生きることを決意するのだった。

 ジョーカーとエースの出会いや関係に、SNSには「やっぱり二人は最高のコンビだ!」「胸熱でした」と熱いコメントが並んでいる。ジョーカーの資金力に驚いた人も多く「今のハイテク設備はジョーカーが購入したのか」「ジョーカーのエースの対する貢ぎようがすごい、、いくら注ぎ込んだんだ」と感嘆する声もあった。

 第5話では、まだ存在を明かされていなかった仮面ドクターズの仲間“クローバー”も登場した。クローバーは町工場の職人・石川(小林勝也)で、仮面ドクターズが患者の前に姿を表す際に使っている仮面などの特殊機械を担当している。クローバーは主にスペードとやりとりをしているが、エースとジョーカーの出会いや他のチームメンバーも知らないエースの過去なども知っており、特にエースとは関係が深い様子。工場に現れたエースがほぼ何も話さなくても、渡されたメモと表情だけでエースの意図をくみ取って依頼を引き受ける。さらにクローバーが「本当に不器用な人だなぁ、あなたは。いつか彼らにも話してあげたらどうですか、あなたが失った命のことを。いい仲間じゃありませんか。少しは生きやすくなると思いますよ」とエースにアドバイスを送るシーンもあり、「エースの過去も少しずつ分かってきた」「それでもまだジョーカーに自分の過去を語らないエース。それだけ重い過去ってことなんだろうけど」とますます視聴者の興味を引いている。

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