二宮和也、主演作品が東京国際映画祭のオープニング作品に 「見合う作品」と自負

「嵐」の二宮和也が24日、東京・千代田区の東京宝塚劇場で行われた「第35回東京国際映画祭」のオープニングセレモニーに登壇した。自身が主演する映画「ラーゲリより愛を込めて」が映画祭のオープニング作品に選出。セレモニーには同作のメガホンを取った瀬々敬久監督とそろって登壇し、作品への思いを語った。

レッドカーペットに登場した二宮和也【写真:山口比佐夫】
レッドカーペットに登場した二宮和也【写真:山口比佐夫】

「第35回東京国際映画祭」オープニングセレモニーに登壇

「嵐」の二宮和也が24日、東京・千代田区の東京宝塚劇場で行われた「第35回東京国際映画祭」のオープニングセレモニーに登壇した。自身が主演する映画「ラーゲリより愛を込めて」が映画祭のオープニング作品に選出。セレモニーには同作のメガホンを取った瀬々敬久監督とそろって登壇し、作品への思いを語った。

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「ラーゲリより愛を込めて」は第二次世界大戦終了後にシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留されて捕虜になった日本人の中で、生きることへの希望を捨てなかった男・山本幡男の壮絶な半生を主演・二宮が熱演している。

 二宮は「この度はオープニング作品に選出していただいいて本当にありがとうございます。オープニングに見合うような作品ができたと自負していますので、ぜひ見ていただければ」とあいさつ。

 レッドカーペットを歩いた感想を問われると「緊張しました。最後は華やかというか、大所帯で歩くのかなと思っていたけど、現場に来たら(瀬々監督と)2人でした」とやや自虐気味に話して笑わせ、「見にきてくれた人に声をかけていただいて、反対側で取材をしたり……3年ぶりに(レッドカーペットを)やっているんだなという実感がふつふつとこみあげてくるものがありました」と言葉に力を込めた。

 多方面で活躍の幅を広げ続けている二宮。映画はどんな存在かと質問されると「役者の人たちの技術も撮影技術もどんどん前に進んでいるエンターテインメントの1つ。いろんな国の映画がありますけど、日本の映画を見ると『日本の映画はやっぱりいいな』と回顧できる」としみじみと語った。

 作品の見どころについては「人間の全ての感情が詰まっている」とアピール。「いろんな映画を一気に見れる期間。それを楽しんでいただければ」とこの日からスタートした映画の祭典をPRしていた。

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