劇団ひとり原作の漫画化担当者を懸けたオーディション開催 11人が書類選考突破

お笑い芸人の劇団ひとりが23日、漫画原作を提供することが分かった。併せて、同作の漫画化をかけたオーディションが開催されることも明らかとなった。

劇団ひとり【写真:(C)太田プロダクション】
劇団ひとり【写真:(C)太田プロダクション】

劇団ひとり「いろいろ考えさせられる非常に良いオーディションでした」

 お笑い芸人の劇団ひとりが原作を提供する漫画の漫画化権利をかけたオーディションが開催されることが23日に明らかとなった。

 ひとりは、映画「浅草キッド」や、今年放送された24時間テレビのスペシャルドラマ「無言館」で監督・脚本を手掛けたほか、同8月には12年ぶりの書き下ろし小説「浅草ルンタッタ」を発売。お笑いの枠を超えさまざまな分野で活躍している。

 そんなひとりが、このたび、漫画原作を提供することが分かった。漫画家発掘ドキュメントバラエティー「THE TOKIWA」では、その貴重な原作を漫画にする権利を獲得するまでの白熱バトルオーディションを開催。日本テレビ系「シューイチ」(毎週日曜、午前7時30分)で30日から放送を開始する。

「THE TOKIWA」は有名原作者とタッグを組み、次世代のスター漫画家を発掘していく企画。今回は、ひとりがこの企画のために書き下ろした原作を漫画にして、電子コミックサイト「まんが王国」で連載する権利をかけ、書類選考を突破した11人の漫画家がさまざまな課題に取り組む。

 オーディションの審査には、大ヒットドラマ「義母と娘のブルース」の原作者として知られる桜沢鈴や、5000万部を超える大ヒットサッカー漫画「シュート!」の大島司、劇場映画もヒットした「アイアムアヒーロー」の花沢健吾ら、超有名漫画家も参加。人物の描き分け方、セリフなしでのストーリーの伝え方など、漫画家としての力量を図るさまざまな課題を設定したり、各段階の審査通過者をひとりが決める際には、プロ目線での貴重なアドバイスも行っていく。

 ひとりは「漫画に魅了されて、そこに夢を託して、皆が切磋琢磨している姿っていうのは、非常に胸を打たれますし、自分は若いころにそこで戦ってきて今この場にいるんだな、とか、いろいろ考えさせられる非常に良いオーディションでした。ぜひそのあたりも含めて楽しんでください!」とアピールした。

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