「Mステ」7代目サブMCに入社1年目・鈴木新彩アナが就任「とにかくびっくりしました」

テレビ朝日の看板音楽番組「ミュージックステーション」(毎週金曜、午後9時)の7代目サブMCに入社1年目の鈴木新彩(すずき・さらさ)アナウンサーが就任することが30日に発表された。

鈴木新彩アナウンサー
鈴木新彩アナウンサー

「まだどこか現実感がないような状況」と驚きを口に

 テレビ朝日の看板音楽番組「ミュージックステーション」(毎週金曜、午後9時)の7代目サブMCに入社1年目の鈴木新彩(すずき・さらさ)アナウンサーが就任することが30日に発表された。

 9月をもって前任の並木万里菜アナが卒業。後任として入社1年目の鈴木アナが抜てきされた。10月7日の放送から登場する。

 2022年4月にテレビ朝日に入社した鈴木アナは、8月29日放送の「お願い!ランキングpresentsそだてれび」で番組デビューを果たしたばかり。今回のサブMC就任に「とてもびっくりしました」と驚きの様子だ。また、就任にあたり、前任の並木アナ、弘中綾香アナからも、「アーティストへのリスペクトを忘れずに」という言葉をもらったと明かした。

 学生時代は吹奏楽部に所属し、ホルンを担当していたという鈴木アナ。トランペットを演奏することでも知られるタモリとは、同じ“金管楽器奏者”として、早くも話に花を咲かせたとのことだ。

 テレビ朝日の小田隆一郎ゼネラルプロデューサーは、鈴木アナについて「度胸があって機転が利く」と太鼓判を押している。

「Mステ」は番組開始当初、サブMCを中原理恵、生島ヒロシ、有賀さつきらが務めていたが、1996年4月以降、テレビ朝日の女性アナウンサーが歴任している。

 それぞれの担当時期と担当開始時の入社年度は下記の通り。

・1996年4月~2000年3月:下平さやか(入社2年目)
・00年4月~04年3:武内絵美(入社2年目)
・04年4月~08年9月:堂真理子(入社1年目)
・08年10月~13年9月:竹内由恵(入社1年目)
・13年10月~18年9月:弘中綾香(入社1年目)
・18年10月~22年9月:並木万里菜(入社1年目)

乃木坂46の大ファンの鈴木アナ「私は昔からけっこうオタク気質」

 鈴木新彩アナの一問一答は下記の通り。

――最初に「ミュージックステーション」サブMC就任の話を聞いたとき、どう思いましたか?

「とにかくびっくりしました。アナウンス部長から電話をもらったのですが出られず、『緊急で内密の話があるので折り返してください』とメッセージが来たんです。『何があったのだろう』とすごくドキドキしながらかけ直したのを覚えています。部長とお話しした後は、放心状態でした……。『ミュージックステーション』は小学生のときからずっと見ていた番組だったので、そこに自分が加わるというイメージがまるでできなくて、『10月からあなたがサブMCです』と言われても、自分の話をされているとは、とても思えませんでした。9月になり、番組の見学に行かせていただいたり、このように衣装合わせや写真撮影、インタビューなどを体験しても、まだどこか現実感がないような状況です」

――「サブMCになる」ということをまず誰に伝えたいと思いましたか?

「中学、高校の部活の顧問の先生に伝えたいと思いました。私は学生時代、吹奏楽部に所属していたのですが、そこでは毎年演奏会が開かれていたんです。その演奏会で高校3年間ずっとMCを務めさせていただいて、それが私にとっても人生で初めての“MC”でした。その経験があったからこそ今につながっている部分もあり、またこうして“音楽”に関わりながらMCをできるので、その喜びを顧問の先生にお伝えしたいです」

――「ミュージックステーション」はどんな番組だというイメージでしたか?

「とにかくまぶしくてキラキラしている番組、という印象です。中学時代から乃木坂46の大ファンで、Mステに乃木坂46の皆さんが出演するというときは絶対にオンエアを見て、『今日は何番目に登場するかな』『タモリさんとどんな会話をするんだろう』ということに一喜一憂していた記憶があります。またJUJUさんが『Hello, Again ~昔からある場所~』のカバーを披露されていたのと、レベッカさんが再結成時に出演されたときに『フレンズ』を披露していたのがとても印象に残っています。今の曲だけではなく、カバーされた曲や昔の曲も聴けることで、幅広い世代の曲に触れることができるのも、Mステの魅力だと思います」

――サブMC就任にあたり、先輩アナウンサーからアドバイスなどはもらいましたか?

「弘中綾香さんと並木万里菜さんにお話を伺ったところ、お2人とも共通して仰っていたのが、『アーティスの方へのリスペクトを忘れずに』ということでした。Mステに出演してくださるからには、『また出演したい』と思っていただきたいですし、アーティストの方々がいらっしゃらなければ番組は成り立ちませんので、私もアーティストの方々へのリスペクトは忘れずに頑張っていきたいと思います」

――ちなみに鈴木アナの趣味はなんですか?

「フィギュアスケート観戦です! 学生時代から大会やアイスショーに足を運んでおり、入社してからはさらに現地に行く回数が増えました!最近は、ジュニアグランプリシリーズや国内大会、チャレンジャーシリーズを配信等で観戦。週末は大会をチェックするため、多忙です(笑)。また、フィギュアスケートをきっかけに曲をハマることも多いです。昨季はイギリスのアイスダンスのカップルが使用していたKISSの『I Was Made For Lovin’ You』をずっと聴いていました。また、私は昔からけっこうオタク気質で、KARA、少女時代から入り、乃木坂46、私立恵比寿中学……とずっとアイドルが大好きなんです。高校時代の写真を見返すと、友達の写真より乃木坂46の写真のほうが多くてびっくりします(笑)」

――自分にしかないアピールポイントなどは?

「ホルンが吹けることです! タモリさんはトランペットをやられていて、私は学生時代にホルンを演奏していたので、タモリさんとお話しした時もその話題で盛り上がりました。ただ学生時代以来、しばらくホルンは吹いていないので、まずは掃除をして、少しずつ音を出す練習から始めたいと思います」

――視聴者の方々に向けて意気込みをお願いします。

「全国の皆さん、初めまして! 10月から『ミュージックステーション』サブMCとして、音楽の素晴らしさを皆さんにお伝えできるよう頑張ります。生放送なので、何が起こるかわからないドキドキ感と緊張感を持ちつつ、毎週生放送で豪華なアーティストの方々をお迎えできる喜びを味わいながら、皆さんの魅力をお伝えすることに注力していきたいと思います。そしてMステはトークも見どころの1つですので、アーティストの知られざる一面なども引き出していけたらと思っています。アナウンサーとしてのこれ以上ないという舞台をいただいたので、先輩方からのバトンをしっかりと引き継ぎ、責任感を持って全うしていきます!」

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