【正直不動産】“永瀬”山下智久に「今日もいい風」 回を重ねるごとに強くなる風に視聴者爆笑

NHK総合で放送中のドラマ10「正直不動産」(毎週火曜、夜10時)の第7話「過去の自分と今の自分」が17日に放送された。同作は「ビッグコミック」(小学館)で人気連載中の同名の原作コミックを主演・山下智久でドラマ化。不動産業界、そして家をめぐる人間模様を描く、痛快お仕事コメディーだ。

山下智久【写真:ENCOUNT編集部】
山下智久【写真:ENCOUNT編集部】

定年夫婦の自宅売却に協力 商品のデメリットも偽ることなく説明

 NHK総合で放送中のドラマ10「正直不動産」(毎週火曜、夜10時)の第7話「過去の自分と今の自分」が17日に放送された。同作は「ビッグコミック」(小学館)で人気連載中の同名の原作コミックを主演・山下智久でドラマ化。不動産業界、そして家をめぐる人間模様を描く、痛快お仕事コメディーだ。

「正直不動産」の主人公で登坂不動産の営業マン・永瀬財地(山下)は、“嘘もいとわない”セールストークで営業成績No.1を維持し続ける、やり手の営業マン。だが、ある出来事がきっかけで嘘がつけない体になってしまうという物語。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 スパイ騒動はミネルヴァ不動産の仕業だったことが判明する。金で引き込まれていた登坂の営業課長が退職し、その代理に抜てきされた永瀬(山下智久)。事務作業に追われる一方で、嘘を連発していた過去の契約者からのクレームが次々に舞い込んでくる。そんなとき、メインバンクの融資課・榎本(泉里香)が永瀬を訪ね、ある定年夫婦の自宅売却に絡む協力を求める。

 榎本と一緒に夫婦の自宅に向かう永瀬だったが、榎本は永瀬を引き合いに自身の金融商品を老夫婦に営業し始める。そこで、ローンのメリットばかりを説明する榎本の横で、永瀬は商品のデメリットを口にしてしまい、榎本を怒らせてしまう。

 そのころ、月下(福原遥)は以前の永瀬が嘘をついてばかりの営業スタイルだったと知り、なぜ不動産屋になったのかをたずねる。永瀬は大学生のころに登坂(草刈正雄)に助けられたことがきっかけで猛勉強し不動産業界に入ったことや、営業トップになるために客を人だと思わなくなった過去を打ち明ける。

 家を売るかどうか悩んでいた夫婦の自宅の査定金額が決まり、再び夫婦のもとを訪れる永瀬と榎本。家を売ると決断した夫婦だったが、永瀬は「お孫さんのためだけではなく奥さまのためにも売るべきではない」と夫を説得する。しかし、夫婦は娘に説得されたことで、あらためて登坂不動産を訪れ「やっぱり売る」と決意。永瀬はその後の賃貸探しなども任せたいと言われる。

 その後、永瀬は過去の営業でクレームを入れてくる客にも誠実に対応。「過去は変えられない。今できることを正直に、誠意をもって伝えるしかない」と、過去の自分と向かい合う。

 永瀬の過去が明らかになった第7話。嘘をつくとき、風が吹くのがお決まりだが、この日はより強烈に。特に、榎本が勧めた金融商品のデメリットを口にしてしまった際は、一度我慢をして部屋の外に出るものも、強い風で押し戻されてしまう。ドラマの序盤から吹いていた風が徐々に強くなっている様子に、視聴者も「ドア閉めても風に勝てない」「風!強い!!」「今日もいい風吹いたなあ」「風の吹き方が毎回レベルアップしていくの面白すぎる」と笑顔だった。

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