高畑充希、初のフォトエッセー執筆で「矛盾した気持ち」吐露 「ずっと戦っています」

女優の高畑充希が11日、渋谷・PARCO MUSEUM TOKYOでフォトエッセー集「穴があったら入ります」の発売記念展覧会「穴があったので、入りました」の開催記念イベントに出席した。展覧会の会場を見渡した高畑は「私の写真しかないから恥ずかしい」とはにかんだ。

イベントに出席した高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】

初のフォトエッセー発売記念展覧会を開催

 女優の高畑充希が11日、渋谷・PARCO MUSEUM TOKYOでフォトエッセー集「穴があったら入ります」の発売記念展覧会「穴があったので、入りました」の開催記念イベントに出席した。展覧会の会場を見渡した高畑は「私の写真しかないから恥ずかしい」とはにかんだ。

 高畑にとって初のフォトエッセー集発売を記念して開催される同展覧会は、未収録カットを中心に構成。フォトエッセーのタイトル「穴があったら入ります」は「『恥ずかしい』『穴があったら入りたい』と思うことが日常茶飯事」だと言う高畑が自ら考案したもので、「今、穴があったら入りたい。正直、こんなにたくさん集まってくださると思っていなくて、すごい(数の)レンズが私を見ているんですよ」と詰めかけた報道陣の前で赤面。「ニュースで取り上げていただいて、『読んでみようかな』と思ってくださる方がいるのも恥ずかしい。読んでほしいのと、読まれたくないという矛盾した気持ちとここ1、2か月ずっと戦っています」と複雑な心境を吐露した。

「普段、皆さんの前に出ている私とプライベートの私にはすごく大きな壁があって、オンオフが激しいタイプ」という高畑。「エッセーはその隙間の微妙な幅で文章を書いていた気がして。『自分ってこんな人だったんだ』『こんなことを考えていたんだ』とか、自分のことにちょっと詳しくなれたような気がしました」と執筆に費やした1年半を振り返り、「自分の『ダサいな』『かわいくないな』というところをたくさん見つけてすごく恥ずかしい。そういう部分も穏やかに受け入れてもらえたらうれしいなと思います」とファンにメッセージを送っていた。

 同展覧会ではフォトエッセーに収録されている私服で訪れた北海道・釧路から根室への素顔感あふれる旅のドキュメンタリー(撮影:五十嵐隆裕)、大好きな古着屋を舞台にしたファッションシューティング(撮影:タカコノエル)の写真に加え、初公開の映像も展示される。イベントは渋谷・PARCO MUSEUM TOKYOで2月12日から28日まで開催。

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