【カムカムエヴリバディ】川栄李奈、落ち続けたオーディション 朝ドラヒロイン抜てきに「本当に幸せ」
女優の川栄李奈がこのほど、3代目ヒロイン・ひなたを演じるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜、午前8時)に出演が決まったときの感想や自身が演じるひなたや母・るいを演じる深津絵里、父・錠一郎を演じるオダギリジョーらの印象を明かした。
自身が演じる朝ドラの3代目ヒロイン・ひなたや共演者の印象を紹介
女優の川栄李奈がこのほど、3代目ヒロイン・ひなたを演じるNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜、午前8時)に出演が決まったときの感想や自身が演じるひなたや母・るいを演じる深津絵里、父・錠一郎を演じるオダギリジョーらの印象を明かした。
「これまで何度もオーディションを受けてきて合格しなかったので、今回も実は受かると思っていなくて。決まったと聞いたときは、すごくびっくりしました。オーディションがあることはネットで知ったのですが、その時点で3世代の物語ということを知って、すてきだなぁ、やりたいなぁと思っていました。オーディションでは、安子とひなたの役をやりましたが、すごく楽しくて。実際にこうして演じることができて、本当に幸せです」
自身が演じるひなたという役の印象も紹介。
「明るくてその子がいると、周りも楽しくなる、雰囲気が明るくなっていく、本当にひなたのような子だなと思います。安子編で『ひなたの道を歩こう』というせりふが出てきますよね。『ひなた』というワードが何度も何度も出てくるので、結構プレッシャーを感じています(笑)。でも、実際に演じてみて、お母さんお父さんが作ってくれる空気感というものがあってのことだとは思いますが、ひなたが自由に伸び伸びと生きている子なので、撮影していて楽しい気持ちの方が大きいです。ひなたは周りをすごく気にしてしまうというところが私と似ている気がします。ほかにも、夏休みに宿題が終わらないというのも、私と同じなんです(笑)。そして、やっぱりひなたのように、友達がいっしょに宿題を手伝ってくれたりしていたので、似ているなぁと思いました。この光景、小さいころ見たなと思いながら演じました(笑)」
続けて、深津絵里、オダギリジョーら共演者の印象にも言及した。
「深津絵里さんとオダギリジョーさんは本当に穏やかです。お2人の空気感が優しくて温かいので、この2人のもとでのびのび育ったひなたという役を自然に演じることができて、とてもありがたく思っています。深津さんは、ポスター撮影の時に初めてお会いしました。小さい時からテレビで見ていた方なので、本当に感激して、ずっと見つめてしまいました。るい編も見ましたが、お芝居も本当にすてきでした。18歳から今のお母さんになるまで、いろいろなお芝居のアプローチをされていて、見習うところばかりだなと思いました。オダギリさんも同じようにやっぱり小さい時からテレビで見ている方なのでお会いできて感動、感動でした。でも本当にフランクで、気さくに話しかけてくださったり、そばにいてくださいます。五十嵐の感じは本当に本郷さんで、『もう五十嵐じゃん!』というぐらい、すごくぴったりです。本郷さんとは以前共演させてもらったことがあるのですが、お互いに人見知り過ぎて、その時も、一言も話せずに終わってしまったんです。今回も、あまり話せていませんが、ひなたと五十嵐の関係性を考えると、それがあっている気がします。そして、2人して黙っていても全く気まずくなくて、むしろそれが自然だと思えるほど独特の空気感です。小学校から一緒だった幼なじみと再会したとしたらこんな感じかなと思います」
最後は視聴者へのメッセージも。
「ひなたは、きっと視聴者の方が、朝から見ていて応援したくなるようなものを持っている子だと思います。元気を与えるヒロインというより、応援したくなるヒロインだと思うので、朝の15分、ひなたを応援してもらえたらうれしいです」