元AKB48の26歳が挑む女優業 太田奈緒が明かす決意「誰かの心を動かすような存在に」

元AKB48で女優の太田奈緒(26)が、斎藤工主演のテレビ朝日系ドラマ「漂着者」(毎週金曜、午後11時15分)に出演中だ。海辺に漂着したナゾの男、ヘミングウェイ(斎藤)の第1発見者となった女子高生3人組の1人、ラペ役。太田にとっては2019年12月にAKB48を卒業後、初のドラマ出演になる。

出演するドラマ「漂着者」について語った太田奈緒【写真:ENCOUNT編集部】
出演するドラマ「漂着者」について語った太田奈緒【写真:ENCOUNT編集部】

AKB48卒業後、初のドラマ出演で秋元康氏と“再共演”「気が引き締まる思い」

 元AKB48で女優の太田奈緒(26)が、斎藤工主演のテレビ朝日系ドラマ「漂着者」(毎週金曜、午後11時15分)に出演中だ。海辺に漂着したナゾの男、ヘミングウェイ(斎藤)の第1発見者となった女子高生3人組の1人、ラペ役。太田にとっては2019年12月にAKB48を卒業後、初のドラマ出演になる。(取材・文=平辻哲也)

 秋元康氏が企画・原作・脚本を手掛けた同ドラマは、記憶を失い、ヘミングウェイと名付けられた男が予知能力を発揮し、女児誘拐事件などを解決していくミステリー。第6話が放送されているが、ヘミングウェイの正体、周囲で起こる不可解な事件のナゾはますます深まるばかりだ。

「私もまだ最後まで台本をいただいてないので、結末は全く知らないんです。毎回、台本をいただくたびに展開を考察したりして本当に楽しいです。放送では、こういうふうに映像として出来上がるんだと思ったり、そういうことが初めてなので、すごく楽しいですね」

 ラペたち高校生は「自分が何者かが知りたい」というヘミングウェイを助けるため、ヘミングウェイの動向を配信する。物語のキーとなる役どころ。AKB48卒業後初のドラマが、くしくも秋元氏によるもの。

「出演が決まって、すごくうれしかったですし、秋元さんの脚本だったので、気が引き締まる思いがしました」。現在26歳。久々の女子高生姿には「やっぱり見慣れない」と笑う。「もう落ち着いてしまったので、女子高生ならではの明るさ、元気さを出すのは大変。ドラマ自体はシリアスな部分も多いんですが、このシーンは(監督らが)『明るくいきたい』とおっしゃっていたので、それ以上に明るくしないとダメだなと毎回意識しています」と話す。

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