清原果耶の演技力を佐藤健が絶賛、阿部寛も「ストイック」と太鼓判 ケースワーカー役を熱演

映画「護られなかった者たちへ」(10月1日全国公開、瀬々敬久監督)で、保険福祉センターで働く円山幹子を演じた若手女優・清原果耶の場面写真が公開となった。

映画「護られなかった者たちへ」に出演の清原果耶【写真:(C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会】
映画「護られなかった者たちへ」に出演の清原果耶【写真:(C)2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会】

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で主演を務めている

 映画「護られなかった者たちへ」(10月1日全国公開、瀬々敬久監督)で、保険福祉センターで働く円山幹子を演じた若手女優・清原果耶の場面写真が公開となった。

 連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人ら実力派キャストが集結。注目のヒューマン・ミステリーだ。

 震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件の刑期を終え、出所してきたばかりの利根という男。刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な証拠がつかめないまま、第3の事件が起きようとしていた――。なぜ、このような無残な殺し方をしたのか? 利根の過去に何があったのか。やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていく。

 今回、ケースワーカー役の清原がキリッとした表情を見せるシーンや、千原せいじ演じる生活保護受給者の国枝から胸ぐらをつかまれる場面の写真が解禁となった。放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で主演を務め、話題沸騰の清原。本作では、19歳ながら実年齢より上の設定という円山役も見事に演じている。2019年放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」では10代から30代までを演じ切り、瀬々監督をして「驚きました」と言わしめた実力が高く評価され、キャスティングが決定した。

 主演の佐藤も清原の落ち着きと演技力には驚かされたようで、「間違いなく自分があの年のときは、あんな芝居はできなかったですね」と絶賛。「間違いなくこの先、20代になった以降も日本映画界の中心で活躍されるような女優さんなんだなという印象です」と太鼓判を押している。また、共演した阿部も「非常に責任感があり、ストイックという印象です」、林も「現場での集中力だったり、取り組み方に覚悟みたいなものをひしひしと感じました」と賛辞を送っている。

次のページへ (2/2) 【写真】胸ぐらをつかまれる場面も…映画「護られなかった者たちへ」の清原果耶出演シーン
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