細田守最新作「竜とそばかすの姫」ストーリー&映像解禁 主人公は17歳の女子高生

アニメーション映画監督・細田守の最新作「竜とそばかすの姫」(2021年夏公開)のストーリー&最新ビジュアル&特報映像が解禁となった。

【写真:(C)2021 スタジオ地図】
【写真:(C)2021 スタジオ地図】

“細田守集大成”一大エンターテインメント作品

 アニメーション映画監督・細田守の最新作「竜とそばかすの姫」(2021年夏公開)のストーリー&最新ビジュアル&特報映像が解禁となった。

 映画情報発表時には、映画タイトルと公開時期、そして物語の舞台となる全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>を描いた1枚のコンセプトアートのみの少ない情報にも関わらず、SNSでは、「まってましたー!細田守最新作!」「サマーウォーズ以来のインターネット世界に期待!」「世界観が最高!」など、期待の声が集まった話題作。

 主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。

 幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もうひとつの現実“と呼ばれる超巨大インターネット空間の仮想世界<U>と出会い、「ベル」というアバターで参加することに。心に秘めてきた歌を歌うことによってあっという間に世界に注目される存在になっていくベル(すず)の前に、<U>の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れ――というストーリーだ。

 解禁となった30秒の特報映像では、「高知の現実世界×インターネット空間の仮想世界<U>」のカットが多数公開。すずが住む高知の自然豊かな美しい夏の風景と、<U>を浮遊するたくさんのアバターの姿や、すずのアバターである「ベル」の姿、そして謎の存在「竜」の表情、さらに「サマーウォーズ」「バケモノの子」などこれまでの細田作品のモチーフのひとつとなってきたクジラの尾ひれも登場、現実×インターネット空間という対照的な世界が融合していく美麗な映像が、作品への期待感をますます高めている。

「あなたは、誰?」「お前は、誰だ?」それぞれの問いかけの答えとは…?すずと竜が出逢った先には一体どんな物語が待っているのか―。圧倒的な速度であらゆるものが変化し続ける時代、それでもずっと変わることのない大切なものとは―。

次のページへ (2/3) 細田監督コメント全文
1 2 3
あなたの“気になる”を教えてください