六代目柳家小さん、落語協会副会長に就任 林家正蔵会長「手綱を引いてくれる」
落語協会会長の林家正蔵(63)が18日、東京・上野の落語協会で会見し、副会長に六代目柳家小さん(79)が就任したことを発表した。前日の理事会で正蔵会長が提案し、満場一致で決定したという。任期は1期2年。「手綱を引いてくれる副会長です」と重鎮の起用に正蔵は胸を張った。

「きょうは組閣の発表ですが、アンケートは取っていません」と会見のつかみはOK
落語協会会長の林家正蔵(63)が18日、東京・上野の落語協会で会見し、副会長に六代目柳家小さん(79)が就任したことを発表した。前日の理事会で正蔵会長が提案し、満場一致で決定したという。任期は1期2年。「手綱を引いてくれる副会長です」と重鎮の起用に正蔵は胸を張った。(取材・文=渡邉寧久)
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冒頭、「きょうは人事、組閣の発表です。が、アンケートは取っていません」と高市内閣の組閣を意識して発言すると、会見場には笑いが誕生。つかみはオッケーだった。
正式な打診は理事会の前日。「お電話をかけてお願いしました。(いい返事を)もらいました」と正蔵。意中の人の了承を取り付け、17日に開催された理事会で提案し、正式決定に至った。
今年6月の会長就任会見の際、「7月の理事会までに決定したい」とスケジュールを明かしていたが、「(春風亭)一花さんの抜てき(真打ち昇進)が決まって、あいさつ回りに忙しかったり、7月8月の自分のトリやお盆興行があって」という状況から判断し、じっくり副会長人事に取り込むことに方向転換したという。
会長に就任し約3か月。この間、筆頭理事の小さん師匠にはことあるごとに相談を持ち掛けたという。
「そのたびに、踏み出しているぞ、ここは引けということをジャッジメントしてくださる」と業界の重鎮の振る舞いにあらためて感謝。その流れの中で、意中の人として存在感が増していったという。「花がある組閣もあるでしょう、奇抜な組閣もあるでしょう。今回は実を取りました。地に足をつけたお考えの小さん師匠にお願いしました」と納得の表情で伝えた。
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