橘ケンチ、コラボ日本酒「涅槃龜橘」発売に自信「風土の持つよさを存分に活かしている」
EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチと日本酒界の革新的な酒蔵として知られる新政酒造のコラボ日本酒「涅槃龜橘(にるがめたちばな)」(税込3600円・予定)が12月5日に販売される。
コラボ相手の新政酒造「橘さんと最難関のお酒に取り組んだ」
EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチと日本酒界の革新的な酒蔵として知られる新政酒造のコラボ日本酒「涅槃龜橘(にるがめたちばな)」(税込3600円・予定)が12月5日に販売される。
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橘は「現代の日本酒の味わい深さをはじめ、日本各地の文化の拠点となっている酒蔵さんの魅力を多くの方に知っていただきたい」と呼びかけている。
発売される「涅槃龜橘」は日本酒に傾倒する中で親交を深めてきた蔵の一つである新政酒造とのコラボ作品で、「亜麻猫橘」「陽乃鳥橘」に続く3シーズン目となる。同酒造の佐藤祐輔社長や、足しげく通うことで気心を通わせた蔵人とのディスカッションを通したうえで、橘が日本文化に従事していく際のキーワードとなる「橘」の名称を銘柄名に冠した。そして、PRIVATE LABシリーズの中でも特にチャレンジングな銘柄をベースとした「涅槃龜橘」がついに完成し、店頭で販売の運びとなった。
橘は「蔵元の祐輔さんとお話しして今回は涅槃龜に挑戦するのが面白いのではないかということになり、4つあるPRIVATE LABシリーズから涅槃龜橘が3作品目のコラボとなりました。オリジナルの涅槃龜は確か2017年から本格的にリリースされ始めたと思うんですが、新政酒造さんとして挑戦中の銘柄だと思います。そこに取り組ませていただくのは意義深いと感じて、例年よりも早い2月に仕込みに入らせていただきました」と思い入れの深さを告白した。
さらに「お米の周囲を磨くことで雑味をなくしていくのが一つの傾向でもあるなか、90%精米のこのお酒は秋田・鵜養エリアで蔵自らが育てた無農薬米を使って風土の持つ良さを存分に活かしている。90%精米のお酒をここまできれいに仕上げるのは新政酒造さんの技術力の賜物だと、出来上がった涅槃龜橘を飲んで実感しました」と自信を見せた。
デザインについては「今季刷新されたPRIVATE LABシリーズのボトルになっていて、ラベルの『龜』に通常描かれていない髪型が追加されるなど個人的にも好きな1本になっています」と明かし、「今年の年末はみなさんそろっての忘年会は難しいかもしれませんが、イベントを含めご自宅で過ごされる特別な時間の楽しみとして口にしていただけたらうれしいです。酒や文化の持つ底力が今こそ多くの人の心に灯をともすはず」と収束の見えないコロナ禍の中で想いを強くしている。
橘とのコラボに佐藤社長は「早いもので3年目の造りとなった今年、他の蔵でも作業されているだけあって酒造りに急速に習熟しているという感想を改めて抱きました。酒の表現が年々的確になってきていて、造り手としても評価者としても高いレベルに近づいていると思います」と絶賛。「涅槃龜橘は自社田で収穫された無肥料・無農薬栽培の酒こまちを使用しています。無農薬米は普通に栽培した米よりもずっと透明感があるので、低精白のお酒にも向いています。ケンチさんと我々が最難関のお酒に取り組んだ結果が形になりました」とPRした。
橘と佐藤社長による「涅槃龜橘オンラインの会」は28日に開催予定となっている。