山下美月、乃木坂46卒業から2年 頼ってくれる後輩への思い「少しでも手助けしてあげられたら」
俳優の山下美月が、7月27日からスタートするABEMAオリジナルドラマ『バカンスの法則』に出演する。漫画家・東村アキコ氏が原作・脚本・監督を務める本作は、多忙な日々に疲弊した主人公・星野緑(橋本環奈)が、海辺の別荘で過ごす“非日常のバカンス”を通して、人生の大切な時間を取り戻していく物語。作品のテーマである「休むこと」から、自身の仕事と休みへの向き合い方、乃木坂46卒業後も続く後輩との関係、活動10年を迎えた思いを聞いた。

『バカンスの法則』にりんりん役で出演
俳優の山下美月が、7月27日からスタートするABEMAオリジナルドラマ『バカンスの法則』に出演する。漫画家・東村アキコ氏が原作・脚本・監督を務める本作は、多忙な日々に疲弊した主人公・星野緑(橋本環奈)が、海辺の別荘で過ごす“非日常のバカンス”を通して、人生の大切な時間を取り戻していく物語。作品のテーマである「休むこと」から、自身の仕事と休みへの向き合い方、乃木坂46卒業後も続く後輩との関係、活動10年を迎えた思いを聞いた。(取材・文=堀タツヤ)
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――本作で山下さんは、橋本環奈さん演じる主人公・緑の大学時代の親友・りんりんを演じます。
「すごく女の子らしくて、かわいらしく、おしゃれな女性です。結婚したい、彼氏が欲しいとずっと言っていて、恋愛にも貪欲。そういう自分を楽しんでいるんです。何があっても笑顔で機嫌が良くて、愛らしい女の子です」
――東村アキコさんの脚本を読んで、どんな印象を持ちましたか。
「少し読んだだけで、それぞれがどういう立ち位置で、どんな人物なのかがすぐに分かりました。それくらい、一人一人のキャラクターが立っているんです。それは、東村さんが長年漫画を描かれていて、いろいろな人物を生み出してきたからこその強さだと思います。そのイメージをきちんと体現したいと思いました」
――りんりん、緑、Aマッソの加納さんが演じる紬の3人は、大学時代からの親友という間柄です。3人での共演はいかがでしたか。
「お二人ともすごく明るくて、たくさんお話ししてくださる方でした。私は現場に入ると、打ち解けるまでに時間がかかるタイプなんです。でも今回は、ずっと前から仲が良かったんじゃないかと思うくらい、はじめから全く壁がありませんでした。お二人の明るさに、自分も役ごと引き上げてもらった感覚があります」
――作品には、「人生にはバカンスや休む時間が必要だ」というテーマがありますが、山下さんは乃木坂46時代から、ずっと走り続けている印象があります。
「私は働いている方が安定するというか、働くこと自体が好きなんです。もちろん適度にお休みをいただいて、自分のメンテナンスもしていますけど、まとまった休みが欲しいと思うことはあまりないんです。ただ、海外旅行は好きなので、20代のうちにいろいろな国へ行きたくて。年に1、2回海外へ行けたら、それ以外は仕事をしていたいタイプです」
――休みの日も、じっとしているより動いていたいタイプですか。
「休日に一日中家にいることは、ほとんどありません。遊ぶことも経験や勉強だと思っているんです。遊ぶために働くし、働くために遊ぶという感じです。自分のことに100%時間を使える時期は今だけだと思っていて、30代、40代になれば、ライフスタイルも変わると思うんです。だから今は、仕事も遊びも含めて、できることに時間を使いたいと思っています」
――2024年5月に乃木坂46を卒業して、丸2年がたちました。今、グループや後輩たちには、どのような思いがありますか。
「卒業してからも頼ってくれる後輩がいるので、そういう子たちには、自分の経験を踏まえてサポートすることもあります。10代、20代の女の子にとって、一人一人が自立して、幸せな人生を送ることが何より大切だと思うんです。だから、何かに悩んでいる時には、少しでも手助けしてあげられたらいいなと思っています」
――グループを卒業してから時間を経て、今なら分かることもありますね。
「10代や20代前半の悩みは、自分も一通り経験してきました。当時は経験が足りなくて分からなかったことも、今になって俯瞰して見ると、『そういうことだったのか』と思えることがたくさんあります。だから、必要以上に気を病んだり、自分を責めたりしなくてもいいと伝えたいんです。それはグループを卒業して、少し離れた立場だからこそ、言ってあげられることかもしれません」
――乃木坂46に加入し、芸能活動を始めてから10年を迎えます。改めて、この10年を振り返るといかがですか。
「10年という数字には、そこまで実感はないんです。それよりも、ファンの方がそんなに長い時間、支えてくださったんだと感じます。当時学生だったファンの方が社会人になったり、結婚されたりしている。それぞれの人生が移り変わっていく中でも、一緒に歩いてきてくださったことが、すごくうれしいです」
□山下美月(やました・みづき)1999年7月26日、東京都出身。2016年に乃木坂46の3期生として加入。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、TBS系『Eye Love You』など、多数の映像作品に出演した。24年5月に乃木坂46を卒業。卒業後も映画『愚か者の身分』など話題作に出演。26年7月上演の舞台『成瀬は天下を取りにいく』では主演を務め、現在は出演映画『キングダム 魂の決戦』が公開中。また、女性ファッション誌「CanCam」の専属モデル、NHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』のMCも務めている。
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