「死にかけた」納車3か月のシビックタイプRに倒木迫る 目前で起きた“神回避”の一部始終

山沿いの道を車で走行中、斜面に生えていた木が突然道路に倒れ込んできた。危機一髪で回避した瞬間をとらえたドライブレコーダーの映像が、SNS上で大きな注目を集めている。どのように危険を察知し、被害を避けることができたのか。車を運転していた男性に詳しく話を聞いた。

山沿いの道で突然の倒木、危機一髪の瞬間【写真:本人提供】
山沿いの道で突然の倒木、危機一髪の瞬間【写真:本人提供】

納車3か月の愛車に迫った倒木、とっさの後退の判断

 山沿いの道を車で走行中、斜面に生えていた木が突然道路に倒れ込んできた。危機一髪で回避した瞬間をとらえたドライブレコーダーの映像が、SNS上で大きな注目を集めている。どのように危険を察知し、被害を避けることができたのか。車を運転していた男性に詳しく話を聞いた。

「死にかけた 納車3ヶ月でボコボコなるとこやった」

 7月6日、こうXに投稿したのは、「とーゆ R」(civic typeR RBP)の名前で発信している岡山県在住の20代後半の男性。投稿に添えられた動画には、山沿いの道を走行中、斜面から木が突然倒れ落ち、道路をふさぐような状態になる瞬間が収められている。

 すぐにブレーキを踏んだこともあり、倒れてきた木が車に接触することはなかった。倒れたタイミングもよかった。しかし木は一度、道路上で直立するような状態になり、その直後、投稿者の車側へさらに倒れ込んできた。

 車内からは「やばい!」「バック、バック!」という声が上がる。投稿者はすぐに車を後退させた。倒木は車の目前まで迫っていたが、すんでのところで接触を免れた。

 この投稿に対して、SNS上では「ご無事で何より…神回避ですね!」「バックしたの、あまりにもナイスすぎる」「見事に避けてて、しかもバックの判断の素早さ…こんなふうに運転が上手い人になりたいと思いました」などと、驚きと感心の声が寄せられた。

 投稿者が乗っていたのは、ホンダのスポーツカー「シビックタイプR RACING BLACK Package」。契約から納車まで約1年半待ったという待望の愛車で、4月に納車されたばかり。購入金額は諸費用込みで約650万円だったという。

 今回の出来事が起きたのは、岡山県内のJR伯備線足立駅付近の県道8号。投稿者は、学生時代のバイク仲間に会いに行った帰りだった。

 異変は突然だった。投稿者は「木が倒れてくるのが見えて停車した」という。停止の際は「若干急ブレーキ気味だった」ため、この時点で後続車が来ていないかを確認していた。

 その直後、倒れてきた木は道路上で直立するような状態になった。投稿者は「どちらかに倒れてくる可能性を考えてバックした」と説明する。とっさの判断だったが、素早く後ろに下がったことによって倒木との接触を避けることができた。

 危機を回避した後、投稿者は同乗者3人、後続車に乗っていた2人、対向車側の1人とともに倒木を移動させた。「木を端に寄せて通行できるようにした」といい、対向車側にいた郵便配達員が電話をかけている様子だったため、「道路管理者に連絡している」と考え、その場を離れたという。

 一歩間違えれば、大きな事故につながりかねない状況だった。投稿者は今回の出来事について、「木が倒れてきたのが止まれるタイミングだったのと、後続車両がいなかったのは運が良かった」と振り返り、「もし後続車両がいたらバックできず、最悪の事態だったかもしれない。車間距離の大切さを実感しました」と語った。

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