グラビアや音楽にも挑戦…声優・伊藤彩沙が振り返る“激動”の20代 写真集で見せた「サービス精神」
アニメ『BanG Dream!』『メダリスト』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』などに出演してきた声優・伊藤彩沙の写真集『アヤサージュ』(KADOKAWA刊)が、今月24日に発売される。20代ラストの写真集は、シンガポールとインドネシア・ビンタン島での撮影。この機に「写真集オタク」を自称してきた伊藤が、同作に込めたサービス精神やマルチな活動を経て自身に生じた変化を語った。

自信を持って届ける写真集「私の観察日記のように」
アニメ『BanG Dream!』『メダリスト』『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』などに出演してきた声優・伊藤彩沙の写真集『アヤサージュ』(KADOKAWA刊)が、今月24日に発売される。20代ラストの写真集は、シンガポールとインドネシア・ビンタン島での撮影。この機に「写真集オタク」を自称してきた伊藤が、同作に込めたサービス精神やマルチな活動を経て自身に生じた変化を語った。(取材・文=大宮高史)
――今作のタイトル『アヤサージュ』にはどのような思いを込めたのでしょうか。
「表紙の雰囲気に合うクラシカルな言葉を考えて、フランス語で『知的な』を意味する『サージュ』に、私の名前を掛け合わせました。20代ラストの写真集なので、大胆なカットにも挑みつつ、大人っぽさも含んだ今の私を象徴する作品にしています」
――海外での撮影で、特に意識したことはありますか。
「結構、その場で起きたことに任せて撮っていきました。風が強くて髪がよくなびいていて、『せっかくなんだから』とデコ出しとかも撮ってもらいました。今までだったら額を出すのもちゅうちょしていたんですが、すてきに撮っていただいて。同じスタイルが一つもないくらい、前髪のバリエーションが多いのも今回ならではです。約3年半ぶりの写真集なので、『新しい私を見せよう』と思ってどのカットも選んでいます」
――シンガポールとの縁を教えてください。
「仕事で訪れたり、一人で行ったこともあったので、実は何度も行っていて馴染みがある街です。ちょっと路地に入ると面白い壁画や、カラフルな建物があるところが好きになりました。ですから、いかにもシンガポールのイメージそのものの場所にはあまりこだわっていなくて。夜景もすてきな街なので、今までシンガポールにいて感じた“異国のキラキラ感”を、光の当たり具合や背景からも感じてもらえると思います」
――以前から「写真集オタク」を公言されていますが、どのようなきっかけがあったのでしょう。
「ファースト写真集を撮ってもらった際に、勉強のために見始めたら好きになりました。特に好きなのが、生田絵梨花さんの『インターミッション』で、山下美月さんの写真集は何度も見返してしまいます。小嶋陽菜さんの写真集も、大人の女性の魅力がたっぷりと詰まっていて、すてきすぎました」
――そんな写真集から、どのような影響を受けましたか。
「見る人が、いろんな想像ができるものにしました。ファンとして写真集を見る時も、『日常と非日常の間』を表現したようなカットにひかれてきたので。1ページ目から最後まで私の観察日記のようにしました。私と一緒に自由な1日を過ごす感覚で楽しんでほしいです」

20代を駆け抜け「視野が広くなった」
――では、好きなカットはありますか。
「赤い衣装を着て、指にたくさんつけたラズベリーを食べようとしているカットがあります。普段のいたずらっぽい私に近いです。他にも衣装が大人っぽいならあえてコミカルな表情を作ってみたり、着ている服の雰囲気にとらわれないように意識していました」
――20代ラスト写真集になりましたが、伊藤さんの20代を振り返って思うことは。
「視野が広くなったなと感じます。ファースト写真集を出した23歳の頃は、本当に自分のことでいっぱいいっぱいでした。でも、だんだんと現場全体が見えるようになってきて、周りのスタッフさんやキャストの皆さんが何をしているのかを少しずつ、余裕を持って把握できるようになりました。お芝居もよりテクニカルな部分まで踏み込んで考えられるようになりました」
――声優業だけでなく、今作のようなグラビアや作品から派生した音楽活動、ライブや舞台も経験してきました。
「想像していなかったことの連続で、いろんな経験ができたので、激動の20代でしたね。頑張っていると数か月先のことすら予想はつきません。おかげで先のことを不安に思い悩まないマインドになりました。この写真集のお話をいただいたのもその『まさか』の一つです(笑)」
――まさかの連続で、新たに見えてきた自身の性格とは。
「『好きなものを人にプレゼンするのが得意なんだな』って気づきました。根がオタクなので(笑)。最近はシャクティマットが大好きで、あのマットに乗っかって、疲れが取れた時の爽快感が私にはたまらないです。おもちゃのスクイーズも好きですね」
――では、写真集のことも最後にプレゼンしてください。
「めったにないチャンスをいただけたので、関西人らしくサービス精神全開で、伊藤彩沙を120%楽しんでもらえる写真集を作りました。穴が開くほど読み込んでください!」
□伊藤彩沙(いとう・あやさ)1996年8月17日、京都府生まれ。2013年に開催された「ミルキィホームズ シスターズ メンバースカウトオーディション」でグランプリを受賞し、声優デビュー。主な出演作にアニメ『BanG Dream!』(市ヶ谷有咲役)、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』(花柳香子役)、『ミュークルドリーミー』(月島まいら役)、『メダリスト』(鹿本すず役)、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』(ヴィブロス役)などがある。また、『BanG Dream!』から派生したユニット・Poppin’Partyのメンバーとして、キーボード演奏を伴うライブ活動も行っている。今年5月上演の舞台『少女☆歌劇 レヴュースタァライト 舞台奏像劇 遙かなるエルドラド-』に出演。7月放送開始予定のアニメ『花織さんは転生しても喧嘩がしたい』(鳴神萌役)にも出演する。血液型B。
ヘアメイク=大田葵
スタイリング=今村仁美
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