「本人がもっと本人らしく-」参加者に明らかな変化、若き世代が推し進める教育の変革
昨夏、福島県奥会津で高校生・大学生を対象とした探究型の環境教育プログラム「KOTOWARIサマースクール」が開催された。今年2年目を迎える同スクールは新たな環境教育を実践しており、参加者はリベラルアーツによって自分の思い込みや社会の偏見を解体したのち、五感を使って大自然と繋がることで、あらたな気づきを得る。知識を積み上げる今までの教育とは逆ともいえるアプローチを取るからこそ、ひとの心まで届く-。その神髄について、一般社団法人KOTOWARI代表理事の青木光太郎氏と「Fridays For Future Tokyo」オーガナイザーの若き環境活動家、酒井功雄氏に語ってもらった。(取材・構成=梅原進吾)