【プロレスこの一年 #16】女子プロで世代を懸けた勝ち抜き戦、混乱の全日本とW-1の設立、小橋の引退…17年のプロレス
“鬼嫁”北斗晶が約18年ぶりに女子プロレス界に帰ってきた。現役時代には全国区の人気を体感し、対抗戦ブームの牽引者でもあった北斗だが、タレント業に専念する現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により古巣の女子プロ界までもが大きなダメージを被っている。そこで我が故郷のため一肌脱ごうと発足させたのが、女子プロレス共闘組織「Assemble(アッセンブル)」である。まずは10月2日、東京・上野恩賜公園野外ステージでの旗揚げ戦を開催。参加団体の提供試合という形で全6試合が披露された。次回大会は全日本女子プロレスが1994年に東京ドーム大会を実現させたのと同日の11月20日。今後どんな話題を業界に提供するのか、楽しみである。