火だるまの岸田首相、現役保育士が「育休を軽んじている」と断じるワケ 現場で感じる親子関係の変化
育休中のリスキリング(学び直し)を推奨するかのような発言をしたとして、岸田首相が火だるまになっている。発言翌日には、「本人が希望したならば」と釈明したが、ネット上では育児経験のある親たちから「育児の大変さを分かってない」と批判の声が鳴りやまない。「異次元の少子化対策」を標ぼうし、子育て世帯をサポートする姿勢を示しながら、霞が関の官僚ともども現実を理解していないことが浮き彫りとなった。反対の声が強いのは、子を持つ親に時間がないことが理由だが、プロの見方はやや異なる。保育士で2児の父でもあるそれなり先生/誰が為の園長さん(@sorenari_ikuji)に“問題の核心”を聞いた。