五輪選手村の周辺を歩いてみた 現場で触れた地元住民が“交流”求める思い
東京五輪開催中、出場選手や関係者たちが生活の拠点としている東京・晴海の選手村。敷地面積は東京ドーム約9個分。三方を海に囲まれたウォーターフロントに造成されたこの選手村の中には、選手団が生活する居住棟、メインダイニングホール、フィットネスセンターなどのほか、雑貨店、銀行、ウエア・シューズのリペアセンター、五輪運営に関わる運営ゾーンがある。しかし、新型コロナウイルス感染症防止対策のため周辺は鉄柵で囲まれ警察が警備にあたるなど厳戒態勢が敷かれており、関係者以外の立ち入りは一切認められていない。感染予防のため五輪でも無観客試合が続いている。