「不良は娘ではない」 一度は突き放された父、教えられた人生訓 八代亜紀が守り続けるもの
『舟唄』、『雨の慕情』など多くの代表曲を持つ八代亜紀。しかし、1971年のデビュー以後、すぐにはヒット曲に恵まれなかったと語る。「捨てるものなどない」と臨んだオーディション番組で10週連続勝ち抜いた火の国の歌姫は、心を震わせる歌声で多くの人を魅了。当時はジャンルとして確立されていなかった演歌の女王としての道を切り開いた。「私は表現者ではなく、代弁者」と語る八代に、歌への思い、そして長年続けている刑務所慰問などの社会貢献についても聞いた。