ウクライナの凄惨映像、子どもへの影響は 専門家「繰り返し見過ぎないことが大事」
ウクライナにロシアが侵攻して1か月が経過し、戦争の過酷な現実が広く世界に報道されている。ニュースやSNS上で配信される写真や映像の中には、戦争の悲惨さに思わず目を覆いたくなるようなものも含まれる。キーウ周辺ブチャ市ではロシア軍の撤退後、民間人とみられる多数の遺体が見つかった。平和の大切さ、命の尊さについて誰もが考えさせられる一方で、懸念されるのが子どもたちへの影響だ。「夜寝られない」「トラウマになりそう」――。桜美林大の池田美樹准教授(臨床心理学)に惨事報道への向き合い方や対処法を聞いた。