【プロレスこの一年 ♯47】猪木が新技「卍固め」でBI砲がタッグ王者防衛 ドリー・ファンクJr.が初来日 69年のプロレス
今から52年前の1969年(昭和44年)、日本のマット界を担っていたのは日本プロレスと国際プロレスだった。日プロでジャイアント馬場とアントニオ猪木のBI砲が活躍し、猪木もシングルのリーグ戦で優勝。2大エース時代が到来すれば、国際ではストロング小林が凱旋(がいせん)帰国し、元日に改名したラッシャー木村が新エースとしての基盤を作る。また、年末が近づくとNWA世界ヘビー級王者のドリー・ファンクJr.が初来日し、馬場と猪木を相手に驚異的な戦いをやってのけた。今回は、69年のマット界を振り返る。