格闘家の朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める、1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown6」が3日、都内で開催。メインでは「THE OUTSIDER 65-70キロ級王者」の啓之輔が「Breaking Down」のエース・飯田将成にKO勝利を収めた。

　ボクシング元日本ランカーの飯田。「BreakingDown5」初登場しで秒殺KO勝利。強いだけでなく勝利後の落ち着きと甘いマスクに人気はうなぎ上り。一気に「Breaking Down」のエースに上り詰めた。

　背中にはその強さを象徴するかのような和彫りが入っている。「THE OUTSIDER」の時代を築いた啓之輔も大人の落ち着き、静かなる殺気を放つファイターだ。

　開始のゴングと同時に飯田の打撃が火を噴く。圧倒される啓之輔はそのままスタンディングダウンを奪われる。

　このまま飯田の展開かと思えたが、下がりながら啓之輔もキックを繰り出す。そして左の膝が飯田のわき腹に入れると、飯田はダウン。そのまま試合は終わった。

　飯田はしばらく立ち上がれずもん絶。目も少し赤みを帯びていた。

　試合後、啓之輔は「飯田が勝つと思ってたやつバーーカ。俺がアウトサイダーだから。YA-MANどう？　飯田とばっかりコラボしてさ」と審査員席のYA-MANに呼びかけ、さらに「アウトサイダー最高！」と叫んだ。