衣装から読む「麒麟がくる」の世界 チーフ演出・大原拓氏インタビュー【後編】
現在放送中のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。高精度な4Kで描かれた今作は放送開始当初から鮮やかな色彩をふんだんに用いた衣装が話題となり、華美に着飾っていたと言われる武士たちの姿をより鮮明に映し出している。今回はそんな「麒麟がくる」の世界観を表現するために欠かせない衣装にスポットを当て、チーフ演出の大原 拓氏に独自インタビュー。「麒麟がくる」を彩る衣装の世界について、前後編に渡ってお届けする。後編では、越前を治める文化系大名・朝倉義景の派手な姿に込められた意味、そして衣装を通じて見えてくる越前編の行く末について語ってもらった。(インタビューは書面にて敢行)