森山未來、NHK終戦ドラマで主演 妻役に川栄李奈…丸谷才一作の『笹まくら』が制作開始
俳優の森山未來が主演を務める、2026年夏放送のNHK終戦ドラマ『笹まくら』の制作開始が16日、発表された。また、川栄李奈、青木柚、堀田真由の出演も決まった。

青木柚、堀田真由の出演も決定
俳優の森山未來が主演を務める、2026年夏放送のNHK終戦ドラマ『笹まくら』の制作開始が16日、発表された。また、川栄李奈、青木柚、堀田真由の出演も決まった。
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本作は、戦時下の日本で徴兵忌避が国家への裏切りとされた時代に、反逆行為に踏み切った・浜田庄吉を描く。浜田は、東京の町医者の家で生まれ育ち、無線工学科に進学。友人と出会い、国家と軍への強い怒りを共有してひそかに徴兵忌避を決意した。逃亡先で出会った阿貴子と恋に落ち、彼女の家にかくまわれて終戦を迎えたが、その20年後、私立大学の職員として生きるなかで過去の自分と向き合うこととなる。
原作は、丸谷才一作の『笹まくら』。これを気鋭の劇作家、秋之桜子氏が脚色。演出は、映画『バカ塗りの娘』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した鶴岡慧子氏が務める。
主演の森山は浜田を演じ、浜田の妻・浜田陽子役は川栄が務める。また、若き日々の浜田役を青木が、浜田の逃避行を支えた恋人・結城阿貴子役は堀田が演じる。
出演者のコメント全文は以下の通り。
○森山未來
「『国家というものの目的は、戦争以外にない』太平洋戦争の最中、その国家と戦争に抗うように徴兵を忌避(兵役逃れ)した人間は英雄などではなく、盗みや殺人よりも重大な犯罪者でした。非国民のレッテルを貼られながらも命を賭して国家権力から逃げ回った人、そして、命を賭して国家権力に従わざるを得なかった人。いずれの形で戦争を生き延びたとしても、そこには本当の意味での自由や平穏などなく、国家権力に振り回された挙句に心身に残った傷跡が虚しく疼きつづけたのではないかと想像させられます。作中で吐き出される冒頭の台詞は、長い戦後、あるいは戦前かもしれない2026年の夏に、どのように響くのでしょうか」
○川栄李奈
「浜田庄吉の妻、陽子を演じさせていただきます。命や心を犠牲にしながら葛藤し生きた庄吉を支える、明るく一生懸命な陽子ですが、物語が進むにつれ抱えているものが明らかになります。森山未來さんとは本格的にお芝居をさせていただくのが初めてで、非常に嬉しく思います。現場での自然体で丁寧な姿を近くで勉強させてもらいながら、キャストスタッフのみなさんとより良い作品を作っていけたらと思います。どの時代にも共通する、自由とは何なのか、どう生きるのが正解なのか。この問いを一緒に考えていただけたら嬉しいです」
○青木柚
「浜田庄吉役を演じます、青木柚です。徴兵忌避をした青年は、自分が想像してもしきれないほどの重力を感じながら日々を送っていたのではないかと感じています。令和を生きる自分ですが、決して他人事ではなく、今を重ねながら脚
本、原作を読み進めました。自分が同じ時代、環境に置かれた時に、“選択する”という事を選べるのだろうか。そんな事を延々と頭と心で考えています。自分にとっても、さまざまな事を見つめ直す撮影期間になると思いますし、浜田が生きた時代からしか感じ取れない夏の空気を大事に汲み取りたいです。森山未來さんと、浜田という一人の人生を、瞬間の連続を生きていければなと思っております」
○堀田真由
「結城阿貴子役を演じます。浜田と行動を共にする、逞しい女性です。生きることと死ぬことが常に隣り合わせにあるその時、人は何を選び、何を守るのか。当時を生きていない私たちだからこそ、その時間と今を繋ぐ意味を深く考える作品だと感じます。戦後81年が経つ今、戦争の悲劇や理不尽さを風化させないことはもちろん、今も世界で起こっている争いに目を向けながら、登場人物たちの生き方や選択をしっかり胸に刻み演じたいと思っています。鶴岡監督のもと再びお芝居ができること、とても嬉しく思います。心を込めて、この作品の世界を丁寧に紡いでいきます」
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