1か月で1億円稼いだ元キャバ嬢・星野ティナに元佐川女子・さくらももの壮絶な“過去と今” 朝倉未来が手がけた異色アイドル「Toi Toi Toi」1周年インタビュー

格闘家・朝倉未来が発起人を務め、「ABEMA」とASOBISYSTEMが手掛けるガールズグループオーディション『Dark Idol PROJECT』から誕生した8人組アイドルグループ アイドルグループ・Toi Toi Toiが結成1周年を迎えた。華やかなステージに立つ彼女たちだが、その裏側には想像を絶する波乱万丈な人生があった。今回はメンバーのさくらもも、星野ティナの二人に、これまでの歩みと、今この場所に懸ける想いを深く語ってもらった。

アイドルグループToi Toi Toiの星野ティナ(左)とさくらもも
アイドルグループToi Toi Toiの星野ティナ(左)とさくらもも

Vol.1はさくらもも&星野ティナ

 格闘家・朝倉未来が発起人を務め、「ABEMA」とASOBISYSTEMが手掛けるガールズグループオーディション『Dark Idol PROJECT』から誕生した8人組アイドルグループ アイドルグループ・Toi Toi Toiが結成1周年を迎えた。華やかなステージに立つ彼女たちだが、その裏側には想像を絶する波乱万丈な人生があった。今回はメンバーのさくらもも、星野ティナの二人に、これまでの歩みと、今この場所に懸ける想いを深く語ってもらった。

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――まずは、ももさんのこれまでの経歴を教えてください。
「私は転勤族で色んな場所を回りましたが、一番長いのは香川県です。でも、小学校で香川に転校した時、標準語だったり制服を少し可愛く着崩していただけで『都会ぶってる』といじめられてしまって。教科書が違うとか、そんな些細な理由で辛い思いをしました。そんな時期、映画『バーレスク』を観て、『いつかこんなステージで踊りたい!』と衝撃を受けたんです。それが原点ですね。18歳になってすぐにでも東京のショーダンサーとして働きたかったんですが、当時は『200人に1人しか受からない』なんて噂を聞いて尻込みしてしまって。一度は諦めて、地元で佐川急便のドライバーとして働いていました」

――意外な経歴ですね。そこからどうやって一歩を踏み出したんですか。
「転機は、おばあちゃんが亡くなったことでした。『次に来た時、あの喫茶店に行こうね』と約束していたのに、その1週間後に突然。その時、人生で一番大きな後悔をしたんです。『後悔ってこんなに苦しいんだ。もう2度とこんな思いはしたくない』って。

 そこからは早かったです。19歳の時、GUで大人っぽい黒のタイトワンピースを買って、六本木の街へ。お店に『どうしても見たいんです!』と突撃して、ショーを観た瞬間に『やっぱりここで働かなきゃ』と確信しました。ダンスの経歴も何もなかったけれど、店長さんに直談判して面接してもらえることになって。

 ちょうどその頃、ドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』の密着の話も舞い込んできて。佐川急便を辞める手続きをしながらの激動の1か月が放送され、ありがたいことに大きな反響をいただきました」

――ショーの世界で頂点を極めた後、なぜ「アイドル」の道へ。
「総選挙で1位をいただき殿堂入りした時、初めて『ホッとした』というか、満足してしまった自分がいたんです。でも、『このまま落ちていくだけなのかな』と思ったら新しい夢が欲しくなって。そんな時に見たFRUITS ZIPPERの松本かれんさんが本当にキラキラしていて、初めて見た時に涙が出ました。

『私もこうなりたい』と思ったけれど、この年齢からアイドルなんて……とまた諦めそうになりました。でも、『Dark Idol』のオーディションで同世代の子たちが必死に第2の人生を歩もうとしているのを見て、「ここで諦めたらまた一生後悔する!」と。募集は終わっていたけれど、社長に直接DMを送りました」

一晩で1億円稼いだ元キャバ嬢・星野ティナ
一晩で1億円稼いだ元キャバ嬢・星野ティナ

1億円を売り上げた夜から、ゼロの再出発へ

――続いてティナさんの歩みを聞かせてください。
「私は東京の八王子出身です。家庭環境は、正直かなりハードでした。父が酒に酔うと暴れる人で、毎日リビングがぐちゃぐちゃ、灯油を撒かれたり……なんてこともありました。でも、そのおかげで『一番怖いのはパパ』という基準ができて、外で何があっても物怖じしない強い性格になれましたね(笑)。

 芸能界には小2の頃から興味がありましたが、転機は小6。親友が原宿でスカウトされたと聞いて、『置いていかれる!』という猛烈な焦燥感に襲われたんです。家族に『明日、原宿に行ってスカウトされてくる』と宣言して竹下通りを歩いたら、本当に一発目で声をかけていただきました」

――有言実行ですね。その後はグループ活動を。
「中1から高3まで、6年間アイドル活動をやっていました。武道館を目指して頑張っていたんですが、卒業間近にプロデューサーが逮捕されるという事件が起きて。グループは解散、積み上げてきたものが一瞬で崩れ去りました。そこから1年くらいは人間不信でしたね。でも、家には離婚した母が背負った膨大な借金やローンの現実がありました。母を助けたい、楽にさせたい。その一心で夜の世界に入りました」

――キャバクラでの活動も、凄まじい結果を残されていますよね。
「自分の価値を試したかったんです。歌舞伎町のお店に入り、21歳のバースデー月は1億円を売り上げました。でも、目標を達成してお金を手にした時、ふと『私、何が幸せなんだろう』と孤独を感じてしまったんです。

 お金で家族を助けることはできても、自分自身の人生を楽しめていない。そんな時に朝倉未来さんのYouTubeで『Dark Idol』のコンセプトを見て、『セカンドチャンス』という言葉が心に突き刺さりました。本当は大好きだった別のグループからもお話をいただいていたのですが、私は『ゼロから作り上げる』方を選びたかった。それが『Toi Toi Toi』でした」

元佐川女子・さくらもも
元佐川女子・さくらもも

プレッシャーを越えて、武道館へ

――お二人とも、前職(ショーダンサー・キャスト)での華々しい実績があるからこその苦悩もあったのでは。
もも:「ショー時代、一番きつかったのは総選挙で1位を獲り続けるプレッシャーでした。40連勤して、毎日泣きながらメイクをして。周りからは『フォロワーがいるからでしょ』と言われたり。でも、そんな辛い環境も、誰かにとっては羨ましい場所かもしれない。今は、自分の経験を活かして、同じように悩んでいるファンの方を救える存在になりたいと思っています」

ティナ「私はアイドルを再開した当初、どこか自分を客観視してしまって、熱くなりきれない時期がありました。手術で3ヶ月休養したのですが、その期間にメンバーの頑張りをSNSで見て、ようやく『この環境にいられることへの感謝』が魂にこもった気がします。5月16日の復帰からは、本当の意味での『リスタート』だと思っています」

――これからの「Toi Toi Toi 」としての目標、そして個人の野望を教えてください。
もも「グループとしては1.5周年で豊洲PITに立ちたい!同じASOBI SYSTEMの先輩方のスピード感に追いつきたいです。個人としては、もう一度『学生時代の青春』を味わいたくて(笑)、高校に入り直したいという野望もあります! あとはMBTIが大好きなので、その知識を活かした恋愛番組のプロデュースなんかもやってみたいですね」

ティナ「私は、どん底にいる人の『波動』を上げられるような存在になりたい。家庭環境や金銭面で悩んでいる子たちに、私の言葉で勇気を与えたいんです。いつか、自分のカフェを開いて、みんなの相談に乗れるような場所を作れたら」

――最後に、ファンの方へメッセージを。
ティナ「デビューから1年たち、『Toi Toi Toi は絶対有名になる』ってようやく確信を持って言えるようになった気がします。今から推しておかないと後悔しますよ! もも: 私たちは支え合って生きています。みんなが必要不可欠な存在です。これからも、もがきながら成長していく姿を見届けてください」

Toi Toi Toi 1周年記念ライブ 概要

『Toi Toi Toi 1st ANNIVERSARY LIVE ~Re:solution~』
2026年5月16日(土)
Spotify O-WEST(東京・渋谷)
OPEN 16:45/START 17:30
※チケットSOLDOUT

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