アニメ制作会社・ufotable、歴史的建造物「旧みずほ銀行徳島支店」取得 新たなエンタメ発信拠点として活用
アニメ制作会社・ufotableが11日、徳島県徳島市に所在する歴史的建築物「旧みずほ銀行徳島支店」を取得したことを発表した。新たなエンターテインメント発信拠点として継承・活用していくという。

ufotable代表「弊社にとって大きな判断でした」
アニメ制作会社・ufotableが11日、徳島県徳島市に所在する歴史的建築物「旧みずほ銀行徳島支店」を取得したことを発表した。新たなエンターテインメント発信拠点として継承・活用していくという。
ufotableはこれまで、徳島市内に「ufotable CINEMA」や「ufotable Cafe」を展開するほか、毎年春秋2回開催されるアニメイベント『マチ★アソビ』のプロデュースや『阿波おどり』への協力など、アニメーションを通じた地域発信に取り組んできた。今回の建物取得は、徳島の歴史ある建造物を次世代へ繋ぐとともに、新たなエンターテインメント拠点として活用することを目的としている。
「旧みずほ銀行徳島支店」は、昭和3年(1928年)に阿波農工銀行本店として建設された歴史的建造物。徳島市景観計画で重要な景観形成地域とされる「新町橋通り周辺」「新町川沿岸周辺」に位置している。ufotableは同建物を、単なるスタジオ機能の拡張に留まらず、徳島ゆかりのアニメ文化と歴史的景観が共生する「新たな発信拠点」として再生・維持していくとしている。
また、『マチ★アソビ Vol.30』開催中の5月16日、17日には、建物の内覧会を開催。改修前の建物内部を公開するほか、ufotableが手掛ける作品の大型壁面広告なども展開予定という。なお入場は無料となる。
以下はufotable代表、徳島県知事、徳島市長のコメント。
○ufotable代表 近藤光氏
「私が子供の頃から当たり前のように在ったこの建物が、今もここに在るということに感動します。昭和3年に建てられ、今年で98年を迎えると聞きました。弊社にとって大きな判断でしたが、街の活性化のお役に立てることが出来ればと購入を決意した次第です。マチアソビでの活用や日常的に県内外のお客様が利用してもらえるような施設になるよう努めて参ります。
その第一弾として、今回のマチアソビの2日間(5月16日、17日)では内覧会を行います。破損個所や汚れも目立ちますが、だからこそ約100年の歴史を感じてもらえるのではと考えました。まずは現在のありのままの姿を見て頂き、そのうえで現代の施設へリニューアルを目指します。
さらには、マチアソビの30回記念企画として、『鬼滅の刃』『魔法使いの夜』の大型タペストリー(H10000×W3400)の展示、そして『テイルズ オブ』シリーズ30周年企画の描き下ろし第一回イラストを公開いたします。第一回描き下ろしは『テイルズ オブ ファンタジア』からクレスとミント。『テイルズ オブ エクシリア』からジュードとミラ。タペストリーの大きさはH7500×W12000。是非、楽しみにして頂けたらと思います」
○徳島県知事・後藤田正純氏
「この度、歴史ある建築物を活用し、貴社が整備される拠点が、国内外の多くのファンを惹きつけ、水都徳島の新たな賑わいの場として誕生することを楽しみにしております」
○徳島市長・遠藤彰良氏
「高い発信力を持ち、多くの人々を魅了するアニメーションと、地域の歴史を今に伝える歴史的建造物との融合は、新たな価値を創出し、地域の魅力向上に大きく寄与するものと考えております。この新たな発信拠点が、市民や来訪者に広く親しまれ、国内外から多くの人々が訪れる交流の場として、地域のさらなる活性化につながることを期待しております」
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