【人気TikToker直撃第5弾】「高校を辞める…」17歳の決断 歩み出した音楽の道
耳になじんで離れない柔らかな歌声と自身の体験を通してつづられるみずみずしい世界観。等身大の感性が若者世代を中心に幅広い支持を集める、17歳のシンガー・ソングライターまつり。昨年11月に始めたモバイル向けショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」では早くも約12万人のフォロワーを数え、今年2月にYouTubeチャンネルにアップしたオリジナル曲「だーりん。」がわずか数ヵ月で100万回再生を突破するなど、気鋭のアーティストとして今や大注目の彼女を音楽の道へと導いたのは、高校入学直後、アコースティックギターとの出会いだった。
連載(5) 17歳のシンガー・ソングライターまつり 人生が変わった瞬間
耳になじんで離れない柔らかな歌声と自身の体験を通してつづられるみずみずしい世界観。等身大の感性が若者世代を中心に幅広い支持を集める、17歳のシンガー・ソングライターまつり。昨年11月に始めたモバイル向けショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」では早くも約12万人のフォロワーを数え、今年2月にYouTubeチャンネルにアップしたオリジナル曲「だーりん。」がわずか数ヵ月で100万回再生を突破するなど、気鋭のアーティストとして今や大注目の彼女を音楽の道へと導いたのは、高校入学直後、アコースティックギターとの出会いだった。
「小さい時から歌が好きで、よく歌っていました。カラオケでも結構いい点を出したりしていて(笑)。でも本格的に音楽をやりたいと思ったのは高校に入ってから。部活動が必須の学校で、中学の時には体育会系の部活をやっていたんですけど、高校では楽そうなところがいいなと思って軽音部を選んだんです(笑)。そこで先輩たちがアコースティックギターで弾き語りをしているのを見て、自分もやりたくなって。ギターが弾けるってカッコいいなと思ったんですよね。たまたま、父のアコギが倉庫にあったので、それを引っ張り出して弾き始めたのが最初です」
K-POPシンガーのIUが大好きで、K-POPばかり聞いていたというまつりだが、ギターを手にしたことでがぜん、興味の幅が広がり、もっといろんな音楽を知りたい、いろんな曲に挑戦したいと、それまで触れたことのなかったJ-POPの世界にひかれるようになり、そのエッセンスを貪欲に吸収していく。
「K-POPとはまた全然違いますよね。歌詞をちゃんと聞くようになって、“いいな、この歌詞”って思う曲にたくさん出会うことができましたし、自分の曲作りにもいい影響をもらいました。作詞作曲を始めたのもわりと早かったですね。いろんなアーティストさんのカバーをしていく中で自分の言葉で歌ってみたい気持ちが出てきて。最初はギター初心者でもすぐに弾けるようなコードしか使ってなかったですけど(笑)」