田村淳、2人の娘に遺言…始めたきっかけは母親のガン 大学院も「遺書研究のために行った」
タレントの田村淳が24日、都内で自著『20代の君へ。働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ』発売記念イベントの実施前に、報道陣の囲み取材に応じた。

母とのやり取りを回想
タレントの田村淳が24日、都内で自著『20代の君へ。働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ』発売記念イベントの実施前に、報道陣の囲み取材に応じた。
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同作は、田村が「娘たちへの遺書」をコンセプトに書き溜めたインスタグラムのメッセージを「働き始める前に読んでほしい父からのメッセージ」という形で、岐路に立つ全ての人でも共感して読める「生き方本」として再構成した。
娘たちの同書への反応を問われて「まだ娘が10歳と5歳なので、実際読んで、その感想を聞けていないですけど、彼女たちが大人になって社会に出るときに、この本に触れて『パパ、こんなこと思っていたのかな』というのを、大人になって読む姿を想像しながら読むと、いい本ができ上がったなという風に感じています」とほほ笑み、「自分で問題や課題を見つけて、クリアする大人になってほしい」とエールを送った。
そもそも、なぜ娘たちに言葉を残そうと考えたのか、そのきっかけを尋ねられて「うちの母ちゃんがガンで亡くなっている」と切り出し、「うちの母ちゃんが僕が20歳になった瞬間から、『淳、誕生日おめでとう。私は、ここから毎年、このメッセージを伝えます』と言われた。『延命治療しないでくれ』とずっと言われていた。20歳の頃には『なんで母ちゃんがそんな延命治療しないでほしいと俺に言うのか?』とピンと来なかった。ガンが発覚して、治療をどうするかという家族会議の中で、『延命治療しないでくれ』というのが彼女の尊厳なんだから、それを守ろうという会議ができたときに、『これって、他の家庭ではなかなかこんな風にいかないんじゃないか』と思って、遺書に興味を持った。その遺書を研究するために大学院に行った」と語った。
次いで「大学に行った中で、元気なうちにメッセージを遺しておかないと、死ぬ間際になって、思考があまり巡らない。体も元気じゃないというときのメッセージよりは、パパがまだフルで元気で、活動しているときのメッセージのほうが、僕は娘たちのためになるんじゃないかと思って、(遺書の言葉を)紡ぎ始めたのがきっかけですね」と話した。
報道陣から、今後考えが変わるのではないかと指摘されると「それでいいと思っている。母ちゃんも、俺が20歳になったときから20数年間『延命治療しないでくれ』と言い続けている。でもこれは、遺書の履歴が残っていて、ずっと変わっていない、一貫性がある言葉として、僕はそのメッセージを受け止めた。僕は色々芸能以外の仕事もやっているので(考えなどが)コロコロと変わるタイプで、これは第1弾。52歳の田村淳が、娘につづったときにはこんなことを思っていた、と。これがもしかしたら変わる部分もあるかもしれない」と言い、出版元のすばる舎には「第2弾も検討してもらいたい」とアピールし、笑いを誘った。
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