ONEが武尊の対戦相手を提訴 “現役最終戦”直前に前代未聞の事態 理由は度重なる契約違反
アジア最大の格闘技団体「ONE Championship」は日本時間15日未明、同団体の看板選手で元ムエタイ世界フライ級・王者のロッタン・ジットムアンノン(28=タイ)に対し、法的措置を取っていることを発表した。ロッタンは今月29日の格闘技イベント「ONE SAMURAI 1」(東京・有明アリーナ)に出場し、武尊の現役最終戦の相手を務める予定となっており、異例の展開となっている。

日本など3か国で「適切な損害賠償」を
アジア最大の格闘技団体「ONE Championship」は日本時間15日未明、同団体の看板選手で元ムエタイ世界フライ級・王者のロッタン・ジットムアンノン(28=タイ)に対し、法的措置を取っていることを発表した。ロッタンは今月29日の格闘技イベント「ONE SAMURAI 1」(東京・有明アリーナ)に出場し、武尊の現役最終戦の相手を務める予定となっており、異例の展開となっている。
ONE Championshipは公式SNSを更新し「ONEは、スポーツファンの皆様、アスリートの皆様、そしてパートナーの皆様に対し、明確かつ透明性のある形で説明いたします」と声明を発表した。
声明によると、今回の法的措置の理由は、ロッタンによる度重なる契約違反に加え、誤解を招く情報や、同団体に対する誹謗中傷的な発言に対して厳格な対応をとるためだという。提訴はONEの本拠地がおかれるシンガポールをはじめ、日本、タイの3か国にまたがって開始されており、各国において「適切な損害賠償」を求める構えを見せている。
その一方で、ONE側はこれまでロッタンに対し、誠意をもって協力し、良好な関係構築に努めてきたと主張。しかし、たび重なる契約上の義務違反を重く受け止め、ファンや他の所属アスリート、スポンサー企業など「ONEのエコシステムに関わるすべての関係者の利益を守るため」、今回のような措置を講じる必要が生じたと説明している。
現在も各国の機関との間で調査および審査手続きが進行中。当面の間は本件の法的手続きに関する詳細な追加情報の提供を控えるとしている。
同団体の新シリーズ旗揚げ大会となる「ONE SAMURAI 1」。武尊の現役最終戦という大一番まで残り2週間を切るなかで発表された今回の提訴は、極めて異例の事態だ。果たしてロッタンは武尊との試合を無事に行えるのか。今後の動向に大きな注目が集まっている。
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