元衆議院議員の金子恵美と宮崎謙介夫婦が、20日放送のフジテレビ「ボクらの時代」に出演し、女優の雛形あきこ、俳優の天野浩成夫婦と対談した。

　過去にも番組で共演したことから実現した今回の対談は、お互いの夫婦の関係性や出会いのきっかけなどの話から始まり、家庭内での役割分担についても紹介された。

　金子が10月5日に著書「許すチカラ」(集英社刊)を発売することから、中盤には2016年の宮崎氏の不倫騒動について言及する場面も。「私はどうして許されたんですかね？」と尋ねる宮崎氏に対し金子は、「色々な対応をしなきゃいけない大変さはあったが、そんなことひとつで乗り越えられないとは思わなかった」とコメントした。

　スキャンダルが起きた理由について宮崎氏は「いろいろなことからの逃げ」だったと話したが、夫婦がこれまで騒動当時のことをテレビ番組で話す機会はほとんどなかったため、騒動の時から夫婦の信頼関係が垣間見える貴重なシーンに。今年で4歳になる宮崎・金子夫婦の息子の話題では、日々の成長に尊さを感じて、一緒にいる時間を増やすようにしたという、コロナ禍で変化した子育てへの思いを語った。

　さらに今回の収録中には当時総理大臣だった安倍晋三氏の辞任が報道され、議員時代に世話になっていた2人が動揺する場面も。安倍氏が夫婦の結婚式で披露したというスピーチについてのエピソードも飛び出した。

　騒動を乗り越えたことで、より一層絆が深まったように見える宮崎・金子夫婦。活動の幅を広める2人の今後の活躍に期待したいところだ。

□金子恵美コメント
「憧れの番組に出ることができて幸せでした。収録当日に安倍総理の電撃辞任の報せを耳にし因縁を感じました。忘れられない収録でした。幸せな時間をご一緒させていただきました天野雛形夫妻にも感謝申し上げます。ありがとうございました。」

□宮崎謙介コメント
「大好きな天野さん、雛形さんとご一緒し和やかな収録で、会話も弾みあっという間の2時間でした。話す中で改めて大切なことを思い出すことができました。これからも夫婦、家族で仲良く頑張っていきたいと思います。良い機会をいただき、ありがとうございました。」