NHKは22日午後10時45分より、特集番組「松田聖子スペシャル 風に向かって歌い続けた40年」を放送する。

　今年デビュー４０周年を迎えた松田聖子。

　1人の少女アイドルとしてデビューし、果敢に挑んだ米国進出を経て、セルフ・プロデュースをこなすアーティストへ。デビュー当時からの秘蔵映像と、関係者の「今だから語る知られざる秘話」で、その40年の歩みを解き明かす。

　NHKのスタジオで行われたインタビューでは何度も涙を流した松田。そこにはアイドルとして活躍を続けた舞台裏で、彼女自身初めて知る多くの秘話があった。

　松本隆と松任谷由実が名曲「赤いスイートピー」をどんな葛藤の中で名作を生み出したのか？　篠山紀信はともに仕事したNYで、松田のどんな思いを見抜いていたのか？　1人の女性の、まさに「風に向かう」成長物語が明かされる。

　新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、デビュー40周年のコンサートやイベントが中止や延期となった今年、新たなバージョンを歌い直したのが「瑠璃色の地球 2020」。“夜明けの来ない夜は無い”という歌詞など、改めて注目されたメッセージソングへの思いを語る。

　さらに、今年「小さなラブソング」以来37年ぶりに松田の歌詞に財津和夫が作曲したデビュー40周年の新曲「風に向かう一輪の花」のスペシャルパフォーマンスも放送する。