HYDE、コロナ禍でのソロライブ開催に万感「すごくうれしい」 5日間の公演をスタート
ロックバンド「L’Arc-en-Ciel」や「VAMPS」でボーカルを務めるHYDEが「HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde」を5日、Zepp Hanedaでスタートさせた。今回のライブは5日、6日、7日を「Acoustic Day」、11日と12日を「Rock Day」と称して実施される5日間の公演となっている。
「Acoustic Day」と「Rock Day」に分けて開催
ロックバンド「L’Arc-en-Ciel」や「VAMPS」でボーカルを務めるHYDEが「HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde」を5日、Zepp Hanedaでスタートさせた。今回のライブは5日、6日、7日を「Acoustic Day」、11日と12日を「Rock Day」と称して実施される5日間の公演となっている。
同ライブは、有観客&配信の両方で参加できるライブとなり、新型コロナウイルス感染症対策として、会場で観られる公演チケットの販売は会場収容人数(椅子使用時)50%以下かつ公演日に東京都に在住のファンクラブ会員が対象となっている。
配信ライブとしてはSHOWROOMで生配信された。「Rock Day」では生配信の視聴者を会場客席に設置したパネルに投影するSHOWROOMの新システム「SHOWROOM Arena (β)」が初導入されるとして注目されている。公演前日にはHYDEの公式ツイッターで「スタッフ含め142人全員PCR検査が陰性」と報告。コロナ対策に万全を期して臨んだ。
初日となった5日の公演では、3月に発売した「BELIEVING IN MYSELF」や「MAD QUALIA」などをアコースティックアレンジで披露。MCでは「久しぶりです。まさかこんな形でライブを再開することになるとは思いもしなかった。でもみんなに会えて良かった! みんながいると、すごくうれしいです」と無事の開催を喜んだ。
また、今回どのようにライブを開催するか考えていたときに、「ちょうど7月のミュージックステーションでライブ配信をやって。(会場内に)お客さんがいなくてもインターネットを通してつながっていることに感動したんです。それがきっかけで今回こういう形でライブを開催してみようと思いました」と語りかけるなど、自身のソロライブが久しぶりに実現した喜びを会場にいるファンや配信で観ているファンと分かち合った。
約9か月ぶりのワンマンソロライブを噛みしめながら、本来はこの日に演奏する予定ではなかった曲を急きょ披露するなど全17曲をアコースティックアレンジで歌い上げ、新しい形でのライブに確かな手応えを感じていた。