「麒麟がくる」がヒット作「軍師官兵衛」に肉薄 第22回までの期間平均視聴率15.4%

新型コロナウイルスの影響で6月7日の放送後、中断されていたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が約3か月ぶりに30日に放送され、平均世帯視聴率が関東地区で14.6%だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。

「麒麟がくる」で主演を務める長谷川博己【写真:ENCOUNT編集部】
「麒麟がくる」で主演を務める長谷川博己【写真:ENCOUNT編集部】

当初の放送予定は全44回、新型コロナウイルスの影響を受け放送回数は検討中

 新型コロナウイルスの影響で6月7日の放送後、中断されていたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が約3か月ぶりに30日に放送され、平均世帯視聴率が関東地区で14.6%だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。

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 当初の予定では全44回の作品。30日は当初は前半最後とされた第22回が放送された。新型コロナウイルスの影響で、放送回数などは検討中とされるが、関係者によると、初回から第22回までの期間平均視聴率は15.4%と高視聴率だったという。

 過去10年の大河ドラマを振り返ると、初回から最終回までの期間平均視聴率は、2010年「龍馬伝」が18.7%、11年「江・姫たちの戦国」が17.7%、12年「平清盛」が12.0%、13年「八重の桜」は14.6%、14年「軍師官兵衛」15.8%、15年「花燃ゆ」12.0%、16年「真田丸」が16.6%、17年「おんな城主直虎」12.8%、18年「西郷どん」12.7%、19年「いだてん~東京オリムピック噺~」8.2%(ビデオリサーチ調べ)。

「麒麟がくる」の初回から第22回までの期間平均視聴率15.4%は、16年「真田丸」の16.6%以来の高視聴率で、14年「軍師官兵衛」の期間平均視聴率15.8%に肉薄する数字。ここ数年、数字的には低迷気味だった大河ドラマだが、終盤に向けて「麒麟がくる」は、どこまで数字を伸ばせるか注目される。

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