“紅白出場”「おしりたんてい」は映画版も話題 「もっともっと掘れる」世界観の魅力

「映画おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ」が、14日に公開される「東映まんがまつり」でスクリーンに登場する。今作の主人公・おしりたんてい役の三瓶由布子、ゲスト声優で参加したパンタン役・小林星蘭にインタビュー。子どもたちから人気を集め、2019年末にはついに紅白にも出場した「おしりたんてい」の劇場版第2弾の見どころを語ってもらった。

三瓶由布子(左)と小林星蘭【写真:山口比佐夫】
三瓶由布子(左)と小林星蘭【写真:山口比佐夫】

【三瓶由布子&小林星蘭にインタビュー】14日公開「東映まんがまつり」で劇場版第2弾

「映画おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ」が、14日に公開される「東映まんがまつり」でスクリーンに登場する。今作の主人公・おしりたんてい役の三瓶由布子、ゲスト声優で参加したパンタン役・小林星蘭にインタビュー。子どもたちから人気を集め、2019年末にはついに紅白にも出場した「おしりたんてい」の劇場版第2弾の見どころを語ってもらった。

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――台本を読ませていただいたのですが、早く劇場で見たくなりました。今回の作品の1番の見どころをお聞かせください。

三瓶「お父さん(おしりダンディ)が出てくると、だいたい遺跡がらみなんですけど(笑)。大きな画面で、普段の事件よりもスケールアップしています。今回はおしりたんていもですけど、ダンディにもすごくスポットが当たっていて、事件というか、大冒険という感じのシナリオになっています。解き明かしていく謎の規模も大きいので、映画ならではですごいどきどきしてもらえるんじゃないかな」

小林「今回は謎解きもたくさんあるし、パンタンとダンディが一緒に動いていく中での、言葉では言い表せないかわいさ、かっこよさ、『遺跡に隠されているお宝ってなんなんだろう?』とか、そういうものをぜひ楽しんで見ていただけたらなと思います」

――物語のカギを握るオリジナルキャラ・パンタンに対してはどんな印象を持っていますか?

小林「『パンタンはこういう子です』という絵を見せていただいた時に、『こんなにかわいいパンダがいるのか!』と思ったのが1番最初の印象でした。すごく幼くって、幼いながらの元気さとか、好奇心とか、ちょっとした頑固さとか、おっちょこちょいな面もありつつ、カンフーがちょっとできるっていう強さとかもあって。かわいい子だなと思いながらやっていました。自分との共通点ですか? ちょっとだけおっちょこちょいなところですね。ダンディさんと一緒に遺跡に向かっている時にそんな一面が見られるんですけれど、そういうところは似ていると思います。親近感もありつつ、かわいさを最大限に引き出そうという思いで演じました。ぬいぐるみが欲しいくらいですね、パンタンの。ぎゅっとしたい!」

三瓶「めちゃくちゃかわいいんですよ。パンタンのビジュアルはみなさんが苦労して作られたみたいです。原作のトロル先生がデザインされて、アニメーターさんがアニメーションとして動きやすいキャラクターに描いたそうなのですが、『今後これ以上にかわいいパンダは現れないでしょう』『パンダの黄金比率だ』と言っていて。なので、これが1番かわいいパンダです(笑)。そこに星蘭ちゃんの声が入ったらそれはもう最強ですよね」

――三瓶さんと小林さんとは初共演になります。声優としての小林さんの現場での雰囲気を教えてください。

三瓶「お芝居がすごくナチュラルでストレートに入ってくるので、すごく魅力的でした。今回のビジュアルはパンダなんですけれど、きっとほかのキャラクターに声をあてても、すごく魅力的になるのかなと思います。もっといろんなキャラクターを聞きたいなと思いました。すごく素敵な声だし、お芝居も。今回はダンディとのバディが多いので、もっと掛け合う役をやる機会があればいいなと思いました」

小林「私が小さい頃に見ていたプリキュアが、三瓶さんがやっていらっしゃったプリキュア(Yes!プリキュア5/夢原のぞみ)で……。今こうやって、『おしりたんてい』で共演できて、しかもこんな真横でこうやって言っていただけるって、これはもうなかなか本当に経験できないことなので、うれしいです。いまちょっとそわそわしちゃってます」

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