フリーアナウンサーの徳光和夫が7日、パーソナリティーを務めるニッポン放送『徳光和夫とくモリ！歌謡サタデー』（土曜午前5時）に生出演し、俳優で歌手の中山美穂さん（享年54）が6日に都内の自宅で急死したことに言及した。徳光は同じ1985年デビュー組で2005年11月6日に亡くなった本田美奈子.さん（享年38）にも触れつつ、中山さんを追悼した。

　徳光は中山さんの訃報に「衝撃を受けました」と言い、昨年1月に交わした会話を振り返った。

「美穂ちゃんとは去年の1月、テレビの歌番組にゲストに来てもらって会話していたんですけど、その時は楽しそうにですね…。今まで割と口数が少ない方だったんですけど、その時はじょう舌で話が止まらなかったような感じでした。僕が『中山美穂は岸恵子さんの再来じゃないかと思うような女優さんとしても美しいし生き方もすてきだし』というような話をしたら、『尊敬する女優さんなんでそう言ってもらえると本当、うれしい』みたいなお話をされていたのが、大変印象的だった」

　その上で、中山さんの妹で俳優の中山忍が「姉は女優らしい女優です」と話したことも明かした。そして、「85年組。本田美奈子．さんもそうだもんな。森口博子さん、ナンノ（南野陽子）ちゃんも…。彼女たち、ショックだろうな～。みんな、仲が良かったからね」などと話した。

　徳光は日本テレビのアナウンサー時代に司会を務めた同局系『ザ・トップテン』などで85年組のアイドルで共演しており、中山さんについては「素敵なプロフェッショナルなタレントさんであり、女優さんでした」と実感を込めた。