「ボクコイ」主演・寺西優真が独白 長崎のサッカー少年がメジャーデビューをつかむまで

「JUJUさんの歌に鳥肌が立った」と語った寺西優真【写真:(C)HumanPictures】
「JUJUさんの歌に鳥肌が立った」と語った寺西優真【写真:(C)HumanPictures】

いつかJUJUさんのようなバラードが歌える歌手になりたい

――ところで寺西さんが最初に聞いた音楽って覚えてます?

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「物心がついて最初に聞いた音楽は『B’z』さんです。両親が大好きだったので」

――なかなか格好良いご両親ですね。

「はい(笑)。僕は他にも都はるみさんや八代亜紀さん、島倉千代子さん、美空ひばりさんも好きです。洋楽は、ジャスティンビーバーやブルーノ・マーズ、マルーン5など、いろいろ聞きますね」

――歌謡曲からR&Bまで幅広い。

「演歌が好きだって言うと皆さんに驚かれます(笑)。なかでも1番影響を受けたのはJUJUさんです。初めてJUJUさんのライブに行って、バラードを聞いた瞬間、衝撃が走って鳥肌が立ちました。僕もいつかJUJUさんのようなバラードが歌える歌手になりたいって思いました。それで街のカラオケ大会に出場して、お客さんから『いい声だね』って褒めていただいて。僕の歌で涙を流すお客さんもいらっしゃって。改めて歌で誰かに感動を与えたいって思いました」

――出ました「いい声」ワード(笑) それですぐに歌手でデビューを?

「まずは最初にモデルを目指したいと思って……」

――そうなんですね。モデルの勉強もしていたんですか?

「いやまったくしてなかったんです。2017年の『東京ボーイズコレクション』に軽い気持ちで応募してみたらまさかの3位になって。それがきっかけで歌うチャンスもいただけたんです」

――まさにドリームだ。

「選ばれるとはまったく思ってなかったので、ビックリしましたね」

次のページへ (3/4) 武道館のステージからの景色が最高だった
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