「ボクコイ」主演・寺西優真が独白 長崎のサッカー少年がメジャーデビューをつかむまで
歌手で俳優の寺西優真が5日、待望のメジャー第1弾シングル「REASON」をリリースする。田舎の青年が軽い気持ちで応募した「東京ボーイズコレクション」で本人も驚きの3位を獲得し、1万人の観衆が見守る武道館で歌手デビューという偉業を成し遂げた。その後も映画の主演など快進撃を続け、ついに夢だった歌でもメジャーデビューを果たした。新曲は寺西主演のドラマ「彼が僕に恋した理由(#ボクコイ)」(TOKYO MXほか、9日スタート)の主題歌。自ら作詞を担当し、優しく温かみのある歌声がキラリと光るポップナンバーだ。突如現れた彗星・寺西優真の魅力を2回に渡り、解き明かす。
寺西優真インタビュー(前編)
歌手で俳優の寺西優真が5日、待望のメジャー第1弾シングル「REASON」をリリースする。田舎の青年が軽い気持ちで応募した「東京ボーイズコレクション」で本人も驚きの3位を獲得し、1万人の観衆が見守る武道館で歌手デビューという偉業を成し遂げた。その後も映画の主演など快進撃を続け、ついに夢だった歌でもメジャーデビューを果たした。新曲は寺西主演のドラマ「彼が僕に恋した理由(#ボクコイ)」(TOKYO MXほか、9日スタート)の主題歌。自ら作詞を担当し、優しく温かみのある歌声がキラリと光るポップナンバーだ。突如現れた彗星・寺西優真の魅力を2回に渡り、解き明かす。
――いきなりですが本当に響きの良い素敵な声をお持ちですね?
「いきなりですね(笑)。ありがとうございます。声だけは褒められます」
――“声の魅力”を持っているって大きいですよ。これまでずっと歌をやってこられたんですか?
「いや、歌手には憧れていましたが、デビューが決まるまでは人前で歌うことはありませんでした」
――ご出身は長崎なんですね?
「はい。市内の街に住んでいて東京に出てくるまではずっと長崎に住んでいました」
――初めて上京したときのことを覚えてます?
「はい。あまりの電車の多さに驚きました(笑)。最初に渋谷で降りたんですが、スクランブル交差点を渡った瞬間『なんだ、ここは? これが東京か!』って」
――時々田舎が恋しくなったりは?
「もう東京に出てきて3年位経ちますし、今は反対に実家に帰ると何もすることがなくて、逆に東京が恋しくなります。でも良いところなんですよ長崎は。やっぱり田舎の空気が大好きですね。お線香の匂いを嗅いだ瞬間に田舎を思い出したり、小さい頃は釣りが好きで、おじいちゃんに“イカ釣り”に連れて行ってもらったり良い思い出ばかりです」
――どんな少年だったんですか?
「よく第1印象はクールだって思われがちなんですが、実際話してみると明るい性格だと言われますね。小学校からずっとサッカーをやっていて、目立ちたがり屋ではなかったですが、相当負けず嫌いな性格でした。将来はサッカー選手になりたいって思っていました」
――ポジションは?
「最初はフォワードだったんですけど、だんだん下がって、最終的には右サイドバックをやりました。足が速かったので陸上の競技にも出てましたね」
――ポジションを下げられてショックはなかったですか?
「最初はショックでしたけど、結果として僕にとっていろいろなポジションを経験できたことが、今につながる大きなプラスになりましたね」